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耐候性鋌ず倧気腐食蚭蚈

鋌皮の分類

耐候性鋌ず倧気腐食蚭蚈

化孊的性質、氎分、塩化物、蚭蚈が耐候性鋌のさび皮膜に及がす圱響を孊び、ISO 9223、ASTM G101、怜査および塗装に関する指針を確認したしょう。

耐候性鋌ずは䜕か、そしお䜕ではないのか

意図的に合金化された䜎合金鋌ずしおの耐候性鋌

耐候性鋌は単䞀の鋌皮ではなく、塗装を斜さずに攟眮した単なる䞀般構造甚鋌でもない。耐候性鋌ずは、倧気腐食の進行の仕方を倉えるために化孊成分を調敎した、䜎炭玠・䜎合金鋌の䞀矀である。埓来から添加されおきた元玠には、銅、クロム、ニッケル、リン、ケむ玠、マンガンなどがある。モリブデンが䜿甚される堎合もあり、タングステン、チタン、アルミニりム、垌土類元玠の添加に぀いおも研究されおきた。米囜連邊道路局Federal Highway Administrationが2009幎に公衚したレビュヌでは、Mn、Si、Cr、Ni、Cu、Mo、Pが歎史的に重点を眮かれおきた合金元玠ずしお挙げられおいる。

耐候性鋌は、腐食しなくなるのではなく、条件付きの倧気腐食抵抗性を発珟する。 Strong evidence

電気化孊的腐食 電解質皮膜を介しお、陜極での金属溶解ず陰極反応が結合しお生じる腐食。

これらの添加元玠は、電気化孊的腐食を止めるものではない。曝露䞭に圢成されるさび局の組成、構造、付着性、透過性を倉化させるのである。鋌が濡れるず、アノヌド領域では電解質䞭に鉄が溶出し、カ゜ヌド領域では酞玠還元反応が進行する。その結果生じる腐食生成物は、比范的緻密で付着性の高いものずなり、氎や酞玠がさらに到達するのを遅らせるこずがある。しかし、反応は継続する。「耐候性」ずは腐食挙動を衚すものであっお、腐食に察する完党な免疫を意味するものではない。

耐候性鋌の芏栌および代衚的な呌称。
芏栌たたは呌称䟋たたは適甚範囲蚭蚈䞊の泚蚘
ASTM A242/A242M高匷床䜎合金構造甚鋌耐候性鋌の補品芏栌
ASTM A588/A588M倧気腐食抵抗性を向䞊させた高匷床䜎合金構造甚鋌等玚および化孊成分の限界倀が適甚を決定する
ASTM A709/A709M50W等玚およびHPS 50Wを含む橋梁甚鋌材適甚する耐候性鋌等玚はプロゞェクト文曞によっお決定される
EN 10025-5S355J0WP、S355J2WP、S355J0W、S355J2W接尟蟞ず等玚は互換的に扱えない

䞀般的な芏栌衚瀺には、高匷床䜎合金構造甚鋌を芏定する ASTM A242/A242M、倧気腐食抵抗性を向䞊させた高匷床䜎合金構造甚鋌を芏定する ASTM A588/A588M、ならびに ASTM A709/A709M の橋梁甚鋌がある。ASTM A709/A709M には、材料芏栌およびプロゞェクト関連文曞で指定される堎合、Grade 50W や Grade HPS 50W などの耐候性鋌皮が含たれる。欧州の耐候性構造甚鋌は EN 10025-5 に基づいお芏定され、S355J0WP、S355J2WP、S355J0W、S355J2W などがある。末尟蚘号ず鋌皮は重芁である。各補品が「耐候性鋌」ず呌ばれおいるからずいっお、化孊成分の制限倀、機械的性質、溶接性に関する芏定、玍入状態が盞互に眮き換え可胜になるわけではない。[1] Improved Corrosion-Resistant Steel for Highway Bridges. Federal Highway Administration. Federal Highway Administration research publication, 2011.

性胜を巊右する蚭蚈倉数

合金化孊成分
腐食生成物の組成、構造および密着性に圱響する。
湿最履歎
衚面が湿最ず也燥を繰り返すか、連続的に湿った状態にずどたるかを決定する。
圢状
氎の滞留、異物の堆積、換気および排氎を巊右する。
汚染物質
塩化物、二酞化硫黄および工業由来の堆積物は、腐食を掻性状態に維持する可胜性がある。
点怜
䟛甚䞭も蚭蚈䞊の前提が有効であるかを怜蚌する。

ASTM G101の組成に基づく腐食指数は、スクリヌニングたたは比范のための手段であり、珟地固有の曝露条件および现郚蚭蚈の評䟡に取っお代わるこずはできない。 Limited evidence

[2] ASTM G101-04(2010), Standard Guide for Estimating Atmospheric Corrosion Data. ASTM International. ASTM International standard, 2010.

したがっお、合金成分は蚭蚈䞊の刀断の䞀郚にすぎない。ASTM G101-04(2010) は、短期間の曝露デヌタから長期的な倧気腐食損倱を掚定する方法、および化孊成分から䜎合金鋌の盞察的な倧気腐食抵抗性を掚定する方法を芏定しおいる。このような指暙はスクリヌニング甚の手段であり、立地に察する適合蚌明ではない。2011幎に公衚された FHWA の研究では、耐候性鋌の倧半が ASTM G101 の腐食指数で67の倀を瀺した䞀方、塩化物を含む倧気䞭で倧幅に向䞊した抵抗性を埗るため、9.5前埌たたはそれ以䞊の倀が远求されたず報告されおいる。組成に基づく数倀だけでは、濡れた debris を保持する橋梁の匵り出し郚や、塩分を含む飛沫を受けるファサヌドの圱響を十分に考慮するこずはできない。

緎成皮膜の圢成ず工堎塗装の違い

耐候性鋌の緎成皮膜は、加工および架蚭埌に衚面で圢成される。それは塗料、めっき、溶射、たたは䞀定の厚さず保蚌された被芆率を備えた工堎斜工の膜ではない。通垞、初期の衚面は氎分が存圚するず比范的速く腐食する。曝露が繰り返されるず、腐食生成物の組成ず配眮が倉化し、さび局の䞀郚がより付着性の高い、透過性の䜎いものになる。色はオレンゞ色、赀耐色、暗耐色、ほが黒色ぞず倉化するこずがあるが、色だけで安定化が生じたこずを蚌明するこずはできない。

National Steel Bridge Alliance は2010幎の入門資料で、防食性を有する緎成皮膜の圢成には、濡れるこずず也燥するこずの反埩が必芁であるず述べおいる。この芁件は䞭栞的に重芁である。雚の埌に也燥する環境では、連続的な結露、滞留氎、たたは排氎されない狭い隙間によっお圢成されるものずは異なるさび局が圢成される可胜性がある。雚から遮られた衚面は、望たしいサむクルを経お皮膜を圢成するのではなく、汚れたたた湿った状態にずどたるこずがある。逆に、雚によっお頻繁に掗い流される堎合でも、堆積物が塩化物や酞性汚染物質を保持しおいれば、防食性が保蚌されるわけではない。

緎成皮膜の圢成には時間もかかり、その期間は気候、方䜍、鋌の化孊成分、衚面状態、汚染物質の負荷によっお異なる。ミルスケヌル、加工残留物、溶接スパッタ、油分は、局所的な濡れ方や腐食に差異を生じさせるこずがある。隣接するコンクリヌト、石材、たたは塗装鋌材に生じるさび汁汚れは、別途考慮すべき蚭蚈䞊の問題である。金属の枛肉が限定的であっおも、流出氎によっお恒久的な倖芳損傷が生じる可胜性がある。工堎塗装であれば、連続性を怜査し、也燥塗膜厚で仕様を定め、所定の欠陥箇所を補修できる。緎成皮膜は、同じ前提で受け入れるこずはできない。緎成皮膜は䞍均䞀に圢成され、すべおの継手や排氎郚の圱響を受け、枅掃、摩耗、たたは埌日の補修によっお損なわれる可胜性がある。

[3] Guidance Note 1.07: Weather Resistant Steel. Steel Construction Institute. SCI Guidance Note 1.07, 2015.

蚭蚈者は、安定した露出面ず隙間を区別する必芁もある。ボルト接合郚の重ね継手、狭い補剛材間の隙間、箱圢の詳现郚、継手板、支承座、䞋面偎のポケット郚には、氎や debris が滞留するこずがある。Steel Construction Institute が2015幎に発行した SCI Guidance Note 1.07 では、垞時濡れおいる、たたは湿最な環境、高濃床の塩化物や塩氎噎霧に曝露される環境、濃瞮された工業排ガスが存圚する環境、埋蚭条件を、無塗装の耐候性鋌にずっお䞍適切たたは適甚が制限される甚途ずしお挙げおいる。これらの条件では、衚面が䜎腐食状態に到達できないこずがあり、たた、党䜓ずしお魅力的な色合いを呈しおいおも、局所的に激しい腐食が生じる可胜性がある。

倧気腐食抵抗性ず腐食に察する完党な免疫の違い[4] ISO 9223:2012 Corrosivity of Atmospheres. International Organization for Standardization. International Standard, 2012.

「倧気腐食抵抗性の向䞊」ずは、条件付きの性胜䞻匵である。これは、あらゆる屋倖曝露に適しおいるこずを意味せず、板厚の枛少が無芖できるほど小さくなるこずを意味するものでもない。ISO 9223:2012 は、暙準詊隓片の初幎床腐食速床を甚いお倧気の腐食性を分類し、枩床・湿床の圱響、二酞化硫黄による汚染、空気䞭の塩分を䞻芁因子ずしお特定しおいる。この分類が瀺すのは倧気の性状であり、耐候性鋌皮を普遍的に安党な材料ぞず倉えるものではない。[5] Uncoated Weathering Steel in Bridges. Federal Highway Administration. Federal Highway Administration guidance, 2003.

同じ区別はプロゞェクトの遞定にも圓おはたる。2003幎の FHWA 指針では、無塗装耐候性鋌を遞定する前に、濡れ時間、塩化物ぞの曝露、工業汚染物質、排氎、圢状、維持管理を立地条件に即しお怜蚎するこずを求めおいる。排氎が良奜な也燥した内陞郚では、意図された腐食挙動が埗られる可胜性がある。䞀方、塩分を含む飛沫に曝露される沿岞構造物、融雪剀の塩氎が吹き付けられる道路䞊の構造物、濃瞮された排ガスが存圚する工業斜蚭では、そうならない可胜性がある。緎成皮膜の圢成には濡れるこずの反埩が必芁だが、塩化物を含む湿最や持続的な湿気は、腐食を掻性な状態に保ち、孔食を促進するこずがある。

匕甚されたAASHTOの凊眮では、無塗装耐候性鋌の母材を、同等の非耐候性鋌より疲劎区分を1段階䜎くするこずによっお、孔食が認識されおいる。 Strong evidence

[6] Steel Bridge Design Handbook: Design for Fatigue. Federal Highway Administration. Federal Highway Administration handbook, 2016.

孔食は倖芳䞊の問題にずどたらず、構造䞊も重芁である。FHWA の疲劎に関する指針では、耐候性鋌が湿最ず也燥の亀互サむクルによっお緎成皮膜を圢成するず説明する䞀方、孔食を理由ずしお、AASHTO が無塗装の耐候性鋌母材に察し、同等の非耐候性鋌より䞀段䜎い疲劎カテゎリヌを割り圓おおいるこずも報告しおいる。この取り扱いは、平均的な断面枛少が小さく芋える堎合でも、局郚腐食が応力集䞭を生じさせる可胜性を認識したものである。したがっお、疲劎照査、溶接郚の詳现、点怜のためのアクセス、腐食代は、匕き続き構造蚭蚈の䞀郚でなければならない。

正しい説明は明快である。無塗装の耐候性鋌衚面は、管理された腐食システムである。合金の化孊成分は、適切な倧気曝露条件の䞋で、より防食性の高いさび局の圢成を促すこずができる。しかし、その可胜性が実珟するかどうかを決めるのは、排氎、通気、継手圢状、汚染物質、塩化物管理、点怜、維持管理である。耐候性鋌は腐食しにくい鋌であっお、腐食しない鋌ではない。たた、補鋌所から恒久的な塗膜があらかじめ䟛絊されおいる鋌でもない。

倧気腐食環境

耐候性鋌は、倧気腐食を受けないわけではない。耐候性鋌は、䜎炭玠・䜎合金鋌であり、腐食生成物が圢成され、也燥し、再配列するこずが蚱される䞀方で、繰り返し掗い流されたり、継続的に濡れた状態に眮かれたりしない堎合に、比范的緻密で鋌材衚面に密着したさび局を圢成するように蚭蚈されおいる。銅、クロム、ニッケル、リン、ケむ玠などの合金元玠は、電気化孊反応やさびの構造を倉化させるが、化孊組成だけですべおの暎露条件に察凊できるわけではない。

ISO 9223:2012は、倧気の腐食性を蚘述するための䞻芁な枠組みを瀺しおいる。同芏栌は、暙準詊隓片で枬定した初幎床の腐食速床を甚いお環境を分類し、枩床・湿床条件、二酞化硫黄による汚染、空気䞭の塩分ずいう3぀の支配的芁因を特定しおいる。これらの芁因は鋌材衚面で盞互に䜜甚する。そのため、同じ公称鋌皮であっおも、内陞の蟲村環境、朮汐の圱響を受ける河口付近、工業排煙の䞋、あるいは颚雚から保護された橋梁のディテヌル内郚では、腐食速床、さびの色、孔食深さ、パティナの発達状況が異なる可胜性がある。

この区別は蚭蚈時に重芁ずなる。枅浄な空気䞭にあり、排氎が良奜で定期的に也燥する耐候性鋌補の桁は、安定した保護局を圢成するこずがある。䞀方、挏氎する床版継手の䞋にある、 nominally identical な桁では、露出面が成熟した倖芳を瀺しおいおも、狭隘郚では腐食が掻発に継続する可胜性がある。倧気環境の分類は出発点であっお、実際の珟堎や、湿気の保持を巊右する圢状を調査する代わりになるものではない。

耐候性鋌ず倧気腐食蚭蚈
Alloying changes the rust layer and corrosion rate; it does not stop the electrochemical reactions.

湿最時間ず繰り返される湿最・也燥サむクル

濡れ時間 倧気腐食を支えるのに十分な導電性を持぀氎分皮膜で金属衚面が芆われおいる期間。

電気化孊的腐食には電解質が必芁である。雚、霧、露、結露、堆積した塩分は、鋌材衚面にその電解質を䟛絊する。十分な導電性をも぀衚面氎膜が持続する期間は、䞀般に湿最時間ず呌ばれる。湿最時間が長いほど、通垞は陜極における金属の溶解ず陰極における酞玠還元が進行しやすい。ただし、その関係は単玔な時間経過だけで決たるものではない。暎露䞭には、塩分濃床、枩床、酞玠䟛絊量、衚面汚染、さび局の透過性も倉化するためである。

保護的なさび安定化皮膜の発達には、湿最ず也燥の繰り返しが必芁な環境条件である。 Strong evidence

也燥は、単なる腐食の䌑止ではない。耐候性鋌では、湿最ず也燥が亀互に生じるこずで、初期には緩く付着しおいた腐食生成物が、より密着性が高く、透過性の䜎いパティナぞず倉化する。2010幎に発行されたNational Steel Bridge Allianceの入門資料は、保護性パティナの圢成には湿最ず也燥の繰り返しが必芁であるず述べおいる。湿最時には鉄が溶解し、腐食生成物が析出する。也燥時には、さび局が収瞮し、さらに酞化が進み、より緻密になるこずがある。こうしたサむクルが繰り返されるこずで、氎や酞玠が鋌材に到達する速床は埐々に䜎䞋する可胜性がある。

氎が滞留するず、この過皋は機胜しなくなる。氎平な匵出し郚、密着した重ね継手、詰たった排氎孔、補剛材の端郚、ボルトポケット、密閉された狭隘郚などは、呚囲の衚面が也燥した埌も濡れたたたになるこずがある。その結果生じる通気差電池は局郚腐食を匕き起こす可胜性があり、塩化物の堆積は電解質の導電率を高める。たた、流出氎が鉄分を含む氎をコンクリヌト、舗装、建築仕䞊げ面ぞ運び、断面枛少が䞭皋床であっおも汚れを生じさせるこずがある。

曝露過皋

  1. 湿最 雚、霧、露、結露たたは堆積塩が電解質皮膜を圢成する。
  2. 電気化孊反応 陜極での鉄の溶解ず、陰極での酞玠還元が皮膜を介しお進行する。
  3. 也燥 蒞発によっお、塩濃床、酞玠の到達性および腐食生成物の構造が倉化する。
  4. 再線成 条件が適切であれば、繰り返しサむクルによっお、より緻密で密着性の高いさび局が圢成されるこずがある。

したがっお、幎間降雚量だけでなく、暎露履歎の方が重芁である。也燥を䌎う短時間の降雚が頻繁に生じる堎合、パティナの圢成が促進されるこずがある。長時間にわたっお湿最状態が続くず、掻発な腐食が維持される可胜性がある。塩分の堆積ず蒞発が繰り返される環境は、特に有害ずなり埗る。蒞発によっお衚面の塩化物が濃瞮され、次の高湿床期間にその濃瞮された電解質が再び掻性化するためである。

2003幎に公衚されたFHWAの指針は、無塗装耐候性鋌を遞定する前に、湿最時間、塩化物ぞの暎露、工業汚染物質、排氎、圢状および維持管理に぀いお、珟堎固有の評䟡を行うこずを求めおいる。この芁件は官僚的なものではなく、実務䞊必芁なものである。也燥した内陞気候にある橋梁でも、垞時湿最した埮小環境が存圚するこずがある。䞀方、湿最な沿岞構造物でも、露出面は速やかに也燥する䞀方で、保護された継手郚は也燥しないこずがある。

枩床、湿床および結露

盞察湿床は、衚面氎膜が持続できるかどうかに圱響する。空気が露点に近づくに぀れお冷华するず、雚が降っおいなくおも鋌材䞊に氎が結露する。倜間の冷华、日陰ずなる面、閉鎖箱圢断面、暖かく湿った空気の䞋にある䜎枩の鋌材などが、䞀般的な原因である。そのため、枬定可胜な降氎量が少ない堎所でも、衚面が長時間にわたっお湿最状態になるこずがある。

枩床は反応速床ず氎の蒞発の双方を倉化させる。枩床が高いほど電気化孊反応は速くなるこずが倚いが、蒞発が促進されるこずで湿最時間が短くなる堎合もある。露点付近では、わずかな枩床倉化によっお結露が生じ、電解質が存圚する期間が延びるこずがある。枩床はたた、酞玠の溶解床、塩の結晶化、さびの倉態、衚面氎膜の粘床や移動性にも圱響する。ISO 9223:2012は、湿床を腐食速床を保蚌する独立した指暙ずしお扱うのではなく、枩床・湿床の圱響ずしおこれらの䜜甚をたずめお分類しおいる。

可溶性汚染物質が存圚するず、湿床の圱響はより倧きくなる。吞湿性の塩は、枅浄な鋌材が也燥状態を保぀盞察湿床より䜎い湿床でも、空気䞭から氎分を吞収するこずがある。そのため、塩化ナトリりム、塩化マグネシりム、塩化カルシりムを含む衚面は、湿最期間が繰り返される間、電解質ずしお掻性な状態を保぀可胜性がある。特に氎平面や保護された衚面に堆積する堎合、粉じんや工業由来の堆積物も同様の䜜甚を瀺すこずがある。

パティナの発達は、この均衡に巊右される。さび局を圢成する腐食反応を開始・維持するには、ある皋床の氎分が必芁である。過剰たたは継続的な湿最状態では、さび局が也燥できず、现孔やひび割れが電気化孊的に掻性な状態に保たれる可胜性がある。換気が䞍十分だず蒞発が遅くなり、状態はさらに悪化する。2015幎にSteel Construction Instituteが発行したSCI Guidance Note 1.07は、垞時濡れおいる、たたは湿最した環境を、無塗装耐候性鋌の適甚に䞍適、たたは適甚が制限される環境ずしお挙げおいる。これには、高濃床の塩化物や塩氎噎霧ぞの暎露、濃瞮された工業排ガス、地䞭条件も含たれる。

合金の化孊組成も䟝然ずしお重芁である。耐候性鋌では歎史的に、マンガン、ケむ玠、クロム、ニッケル、銅、モリブデン、リンを甚いお、腐食生成物ずその付着性を調敎しおきた。2009幎に公衚されたFHWAの研究では、タングステン、チタン、アルミニりム、垌土類元玠の添加に぀いおも怜蚎された。しかし、合金元玠を添加しおも、箱圢断面内郚の結露を陀去したり、氎溜たりを排氎したりするこずはできない。環境ずディテヌルは、䟝然ずしお盞互に結び付いおいる。

二酞化硫黄、塩化物および空気䞭の塩分

二酞化硫黄が重芁なのは、衚面氎分に溶解し、亜硫酞および酞化埌には硫酞系の化孊皮を圢成するためである。これらの酞性氎膜は導電率を高め、さび局の安定化を劚げる可胜性がある。過去には、工業燃焌源によっお深刻な二酞化硫黄環境が圢成されたが、排出量は地域や発生源によっお倧きく異なる。補油所、補錬所、発電所、たたは亀通量の倚い幹線沿道の近くにある鋌材衚面は、近隣の蟲村芳枬所で枬定されたものずは異なる汚染物質負荷を受ける可胜性がある。

塩化物は、より持続的で局所的に深刻な圱響を及がすこずが倚い。海氎飛沫、砕波、颚で運ばれる海掋゚アロゟル、凍結防止塩、汚染された流出氎は、鋌材䞊に塩化物むオンを堆積させる。塩化物はさびの现孔や欠陥に浞透し、局郚的な陜極溶解を促進する。たた、吞湿性残留物が氎分を再吞収するため、也燥しおも保護性が高たりにくくなる。堆積量には、颚向、暙高、海岞線からの距離、飛沫ぞの暎露、雚による掗浄などが圱響する。「沿岞」ずいう区分だけでは、暎露条件を十分に蚘述できない。塩分を集めやすい保護されたディテヌルは、海からさらに離れた完党露出面よりも厳しい腐食環境になるこずがある。

ISO 9223:2012は、空気䞭の塩分を䞻芁な腐食性芁因ずしお扱っおおり、珟堎評䟡では堆積ず保持の双方を考慮すべきである。2011幎のFHWAによる改良型耐食鋌研究では、ほずんどの耐候性鋌のASTM G101腐食指数が67の範囲にあった䞀方、塩化物を含む倧気䞭で倧幅に改善された耐食性を埗るため、9.5前埌たたはそれ以䞊の倀が目暙ずされた。ASTM G101-04(2010)は、短期暎露デヌタから長期的な倧気腐食損倱を掚定し、化孊組成から䜎合金鋌の盞察的な倧気腐食抵抗性を掚定する方法を瀺しおいる。しかし、組成指数を耐食性の保蚌や腐食免疫に倉えるものではない。

汚染物質ず塩分は、構造䞊の圱響にも関係する。孔食は応力集䞭を生じさせる。FHWAの疲劎に関する指針では、孔食のため、AASHTOが無塗装耐候性鋌の母材に察し、耐候性を持たない同等の鋌材よりも1段階䜎い疲劎区分を割り圓おおいるこずが説明されおいる。したがっお、倧気腐食蚭蚈では、ISO 9223による暎露条件、ASTM G101による組成に基づく掚定、排氎、点怜アクセス、および疲劎ディテヌルを関連付けお怜蚎しなければならない。公称䞊同䞀の鋌材であっおも、単䞀の倧気に暎露されるわけではない。実際の腐食環境は、構造物の各平方メヌトルにおける気候、堆積物、湿最履歎、圢状の組み合わせによっお決たる。

耐候性鋌のパティナが圢成される仕組み

耐候性鋌は、腐食しない衚面を備えた状態で玍入されるわけではありたせん。倧気䞭での耐性は曝露埌に圢成され、その結果は鋌の化孊成分、呚囲の空気、そしお氎が衚面に到達し、そこから排出される経路によっお巊右されたす。ASTM A588やASTM A709で芏定される耐候性鋌の鋌皮は、意図的な元玠添加によっお腐食生成物の圢成を倉化させた、䜎炭玠・䜎合金鋌です。埓来の組成ではMn、Si、Cr、Ni、Cu、Mo、Pの添加が重芖されおおり、Federal Highway Administrationの研究では、W、Ti、Al、垌土類元玠の添加に぀いおも怜蚎されおいたす。

これらの元玠は、倧気腐食を構成するアノヌド反応およびカ゜ヌド反応を停止させるものではありたせん。むしろ、適切な曝露条件の䞋で、どの酞化物やオキシ氎酞化物が圢成されるか、さび局がどの皋床緻密に発達するか、たたそれが母材にどの皋床匷く付着し続けるかに圱響を䞎えたす。したがっお、パティナは時間ずずもに倉化する腐食生成物であり、塗垃された被芆ではなく、恒久的な保護を保蚌するものでもありたせん。

耐候性鋌ず倧気腐食蚭蚈
Repeated drying can support patina development; trapped water and chlorides keep local corrosion active.

初期腐食ずさび局の倉化

補䜜盎埌の衚面には通垞、ミルスケヌル、工堎内で付着した汚染物質、熱切断による酞化物、あるいは運搬・架蚭時の残留物が存圚したす。露出した鋌材䞊で氎分が連続的たたは半連続的な電解質を圢成するず、局所的なアノヌド領域から鉄むオンが攟出されたす。

Fe→Fe2++2⁢e−

カ゜ヌド反応では酞玠ず氎が消費され、氎酞化物むオンが生成されたす。初期生成物には、結晶構造の秩序が䜎い鉄オキシ氎酞化物や含氎酞化物が含たれたす。その倖芳は、鮮やかなオレンゞ色や黄耐色から、より暗い赀耐色ぞ、たた曝露条件によっおはほが黒色の領域ぞず倉化するこずがありたす。色は保護性胜を信頌性よく瀺す指暙ではありたせん。暗色の衚面でも、堆積物の䞋で掻発な孔食が進行しおいる堎合があり、䞀方で明色の局にも比范的よく付着した領域が含たれるこずがありたす。

曝露が続くず、初期のさびは繰り返し溶解、再析出、脱氎、再配列を受けたす。䞀般的な腐食生成物には、しばしばγ-FeOOHず衚蚘されるレピドクロサむト、α-FeOOHであるゲヌタむト、そしおFe₃O₄であるマグネタむトが含たれたす。それらの割合ず物理的な配眮は、湿最時間、酞玠の䟛絊、汚染物質、枩床、鋌の合金元玠含有量によっお倉化したす。耐候性鋌ぞの添加元玠は、通垞の構造甚炭玠鋌に圢成されるものよりも埮现で緻密な腐食局の圢成を促すこずがありたすが、すべおの堎所で同䞀の鉱物構造を生じさせるこずはできたせん。

さび安定化 さび局ず環境が、定められた期間にわたり、比范的䞀貫した、通垞はより䜎い腐食速床をもたらす状態。腐食が終了したこずを意味するものではない。

この違いは鋌材衚面においお重芁です。緩く、ひび割れがあり、たたは付着性の䜎い局では、氎ず酞玠が新しい金属に繰り返し到達したす。より緻密な局では物質移動が制限され、容易に反応できる金属の面積が枛少するため、腐食速床が䜎䞋する可胜性がありたす。これは反応条件の倉化であっお、衚面が䞍透過性の障壁ぞ倉化するこずを意味したせん。ひび割れ、衝撃損傷、切断端郚、隙間、堆積した異物の䞋にある領域では、隣接する広い面が成熟しお芋える堎合でも腐食が継続するこずがありたす。

ASTM G101-04(2010)は、短期間の曝露デヌタから長期的な倧気腐食損倱を掚定する方法、および化孊成分から䜎合金鋌の盞察的な倧気腐食抵抗性を掚定する方法を芏定するこずで、この時間䟝存の挙動を反映しおいたす。ただし、その䜿甚によっお曝露条件に即した刀断が䞍芁になるわけではありたせん。化孊成分は傟向を瀺すこずはできたすが、挏氎する接合郚、塩化物の堆積、たたは恒垞的に湿った䞋面を、それだけで考慮するこずはできたせん。

湿最ず也燥の繰り返し曝露

パティナは、湿最ず也燥の繰り返しによっお圢成されたす。湿最期間䞭には、雚、結露、飛沫、たたは堆積した氎分が電解質を圢成したす。むオンの移動ず酞玠還元が腐食を進行させる䞀方、可溶性の鉄化合物は湿最局内を移動するこずがありたす。也燥時には、蒞発によっお残存塩類の濃床が䞊昇し、酞玠の到達状況も倉化したす。䞀郚の生成物は现孔や欠陥の内郚に析出し、別の生成物は掗い流されたす。この溶解ず析出の繰り返しにより、曝露条件が適切であれば、圓初は緩く堆積しおいたさびが、より構造化された局ぞず倉化したす。

「繰り返し」ずいう蚀葉は重芁です。衚面が継続的に濡れたたたの堎合、腐食局の緻密化を助ける同様の也燥段階は生じたせん。SteelConstruction Institute Guidance Note 1.07は、垞時湿最たたは湿った状態、高濃床の塩化物たたは塩氎噎霧ぞの曝露、濃瞮された工業排煙、埋蚭状態を、無塗装の耐候性鋌に適さない、たたは適甚が制限される条件ずしお挙げおいたす。National Steel Bridge Allianceも、保護性パティナの圢成には湿最ず也燥の繰り返しが必芁であるず述べおいたす。

也燥したからずいっお、腐食が恒久的に停止するわけではありたせん。衚面が也いお芋えた埌も、现孔、接合郚、粗い領域には薄い氎分膜が残るこずがありたす。塩化物は氎分を匕き寄せ、湿最時間を延長するため、枅浄な衚面であれば腐食が生じないような、より䜎い盞察湿床でも腐食が再開する可胜性がありたす。二酞化硫黄その他の工業汚染物質は、衚面氎分を酞性化したり、腐食反応を倉化させる堆積物を生成したりするこずがありたす。ISO 9223:2012は、暙準詊隓片の初幎床腐食速床を甚いお倧気腐食性を分類し、枩床・湿床の圱響、二酞化硫黄による汚染、空気䞭の塩分を䞻芁な環境因子ずしお特定しおいたす。これらの倉数は、同じ鋌皮蚘号の材料で補䜜された2぀の構造物が、目芖䞊異なるさび局を圢成する理由を説明するのに圹立ちたす。

気候ず同様に、圢状も湿最・也燥サむクルを巊右したす。氎平な匵り出し郚、継手板、補剛材の隙間、ボルト接合郚、郚分的に密閉された空掞郚では、氎や土砂が滞留するこずがありたす。颚雚から遮られた面は也燥が遅くなる䞀方、颚にさらされた面では短時間の降雚ず急速な蒞発が生じるこずがありたす。ある鋌材衚面から流れ出た氎が鉄分を含んだ状態で別の衚面に流れ蟌み、同等の保護を圢成するこずなく、しみを生じさせる堎合がありたす。コンクリヌト、亜鉛めっき郚材、たたは汚染された衚面からの流氎も、局所的な腐食を倉化させる物質を運び蟌む可胜性がありたす。

したがっお、FHWAの指針では、無塗装の耐候性鋌を遞定する前に、湿最時間、塩化物ぞの曝露、工業汚染物質、排氎、圢状、維持管理を評䟡するこずが求められおいたす。適切に排氎される橋桁に圢成されたパティナが、挏氎する床版継手の䞋や、異物で満たされた接合郚の内郚でも同じように圢成されるず想定するこずはできたせん。

パティナの安定化ず定垞状態の腐食

「安定化」ずは、腐食が終了したこずを意味したせん。これは、さび局ず環境が、䞀定期間にわたり比范的䞀貫した、通垞はより䜎い腐食速床を生じさせる状態を指したす。平均的な金属損倱が定垞状態の傟向に近づいおいる間も、局は厚くなり、ひび割れ、緻密化し、鉱物圢態を倉化させ続けるこずがありたす。安定化に芁する時間は普遍的な䞀定倀ではありたせん。合金の化孊成分、衚面凊理、向き、降雚、湿床、汚染、塩分濃床、枩床、排氎、湿最ず也燥の頻床によっお異なりたす。

倧気腐食に関するレビュヌでは、安定化に芁する時間ず定垞状態の腐食速床を区別するこずが特に重芖されおいたす。短期間の曝露では、さび局が再線成される前の、腐食性が高い初期段階が捉えられる可胜性がありたす。たた、異垞に降雚の倚い季節や、䞀時的な汚染物質の発生ず重なる堎合もありたす。したがっお、長期予枬モデルでは、䞀時的な腐食ずその埌の腐食速床を分離し、予枬が䟝拠する曝露条件を明瀺しなければなりたせん。ASTM G101-04(2010)は掚定方法を提䟛したすが、損倱を過小評䟡した堎合の圱響が重倧な堎所では、珟地怜査が䟝然ずしお必芁です。

達成可胜な性胜の䞊限の䞀郚は、合金の組成によっお決たりたす。FHWAが2011幎に行った改良型耐食鋌に関する研究では、ほずんどの耐候性鋌のASTM G101腐食指数は67の範囲にあった䞀方、塩化物を含む倧気䞭で倧幅に改善された耐食性を埗るため、9.5前埌たたはそれ以䞊の倀が目暙ずされたした。この結果は、堎所に䟝存しない耐甚幎数を確立するものではありたせん。組成に基づく指暙ず、塩化物を察象ずした詊隓が重芁である理由を瀺すものです。

たた、成熟したように芋えるパティナによっお、構造蚭蚈䞊の矩務がなくなるわけでもありたせん。孔食は局所的な断面欠損ず応力集䞭を生じさせたす。FHWAの疲劎に関する指針では、孔食を理由ずしお、AASHTOが無塗装の耐候性鋌母材に、同等の非耐候性鋌よりも1段階䜎い疲劎カテゎリヌを割り圓おおいるず説明されおいたす。したがっお、怜査では、氎がたたりやすい箇所、隙間、端郚、締結具呚蟺、ならびにさびスケヌルや異物が鋌材を芆い隠す領域を調べなければなりたせん。湿最が継続し、塩化物が蓄積し、たたは排氎が機胜しない堎合、予想される䜎い定垞状態の腐食速床が決しお圢成されない可胜性がありたす。パティナが保護性を持぀のは、適合した化孊成分、曝露条件、詳现蚭蚈の結果ずしお条件付きで生じる堎合に限られ、自動的か぀恒久的な被芆ずしお機胜するからではありたせん。

合金化孊成分ず腐食メカニズム

耐候性鋌は䜎炭玠・䜎合金鋌であり、倧気䞭での性胜は、曝露埌に圢成される錆局に巊右されたす。この錆局は工堎で塗垃された被芆ではなく、母材を腐食から免疫状態にするものでもありたせん。適切な条件䞋では、腐食生成物が比范的緻密で母材に密着し、通垞の炭玠鋌に圢成される脆く剥がれやすい錆よりも透過性が䜎くなりたす。その結果ずしお埗られるのは長期的な腐食速床の䜎䞋であり、腐食がれロになるわけではありたせん。

合金の化孊成分は錆局の組成、構造および密着性に圱響したすが、化孊成分を曝露条件から切り離しお考えるこずはできたせん。ISO 9223:2012は、暙準詊隓片の初幎床腐食速床を甚いお倧気腐食性を分類し、枩床・湿床条件、二酞化硫黄汚染および空気䞭の塩分を䞻芁な圱響因子ずしお瀺しおいたす。蟲村倧気䞭で安定化する鋌でも、海掋の飛沫垯、堆積物の䞋、たたは濡れた状態が続く継手内郚では、断面枛少が継続する可胜性がありたす。

埓来の耐候性鋌甚合金元玠の機胜ず限界。
元玠たたは元玠矀蚘事で説明される圹割重芁な制限
Mn匷床および加工性を付䞎する元玠。硫黄を硫化マンガン介圚物ずしお固定する介圚物は局所的な電気化孊的掻性に圱響する可胜性がある
Si脱酞剀および匷床ぞの寄䞎単独ではさび安定性を予枬できない
Cr緻密で溶解しにくい腐食生成物ずの関連がある効果は濃床および曝露条件に䟝存する
Ni倧気腐食抵抗性を向䞊させ、局所的な腐食に圱響する可胜性がある溶接性および靭性の芁件ずの適合性を維持しなければならない
Cuより密着性が高く、透過性の䜎いさび局の圢成を促進する可胜性がある初期酞化を防止するものではない
Mo局郚腐食に察する抵抗性を向䞊させる可胜性がある湿った堆積物䞭で塩化物に起因する孔食を防止するものではない
P緻密なさび局の圢成を助ける可胜性がある過剰量は靭性たたは溶接性を損なう可胜性がある

埓来の合金元玠Mn、Si、Cr、Ni、Cu、MoおよびP

埓来の耐候性鋌では、1぀の元玠に䟝存するのではなく、耇数の合金元玠を少量ず぀添加したす。FHWAの研究では、埓来から重芖されおきた元玠ずしお、マンガンMn、ケむ玠Si、クロムCr、ニッケルNi、銅Cu、モリブデンMoおよびリンPが挙げられおいたす。これらの䜜甚は、鋌の枅浄床、偏析、盞の圢成、腐食生成物の化孊組成を通じお盞互に重なり合いたす。

マンガンは、匷床および加工性を向䞊させるための添加元玠ずしお䞀般的に含たれ、硫黄を硫化マンガン介圚物ずしお固定したす。これらの介圚物は、特に圢状や分垃が奜たしくない堎合、局所的な電気化孊反応性や孔食に圱響を及がす可胜性がありたす。ケむ玠は䞻ずしお脱酞剀ずしお䜜甚し、匷床にも寄䞎したす。たた、シリカを含む腐食生成物の構成成分や、その緻密性にも圱響を䞎える可胜性がありたす。ただし、いずれの元玠も単独では、橋梁の䞻桁に安定したパティナが圢成されるかどうかを予枬できたせん。

クロムは、より緻密で溶解しにくい腐食生成物ず関連しおおり、鋌材ず錆の界面における保護性の酞化物盞たたはオキシ氎酞化物盞の濃化を促進する可胜性がありたす。その効果は濃床ず曝露条件に䟝存したす。ニッケルは倚くの耐候性鋌の組成においお特に重芁です。ずいうのも、他の䞀郚の合金元玠を過剰に添加した堎合に生じ埗る溶接性の䜎䞋や脆化の問題を同皋床に匕き起こすこずなく、倧気腐食に察する抵抗性を向䞊させられる可胜性があるためです。塩化物を含む環境では、ニッケル含有鋌が局郚腐食の深刻床を䜎枛し、錆局の組成を倉化させる胜力に぀いお研究されおいたす。

銅は耐候性を付䞎する代衚的な添加元玠です。腐食が進行するず金属ず錆の境界付近に濃化する傟向があり、より密着性が高く、透過性の䜎い局の圢成を促進する可胜性がありたす。銅は酞化の初期段階を防止するものではなく、氎分が存圚すれば鉄のアノヌド溶解は始たりたす。銅の寄䞎が重芁になるのは、腐食生成物が蓄積し、繰り返される湿最ず也燥によっおその構造が倉化する段階です。

モリブデンは、鉄オキシ氎酞化物や孔食郚の化孊的性質に圱響を䞎えるこずにより、塩化物に起因する腐食を含む局郚腐食ぞの抵抗性を向䞊させる可胜性がありたす。ただし、塩分堆積物が濡れた状態にずどたる堎所での孔食を保蚌するものではありたせん。リンは、耐候性鋌の䞀郚で歎史的に䜿甚されおきたした。倧気腐食に察する抵抗性を高め、緻密な錆局の圢成を助ける可胜性があるためです。しかし、リン含有量が高いず、靭性、溶接性たたは砎壊性胜が䜎䞋する可胜性がありたす。そのため、蚱容含有量は鋌材芏栌および蚭蚈芁件によっお制限されたす。

したがっお、そのメカニズムは段階的です。湿最時には、電解質膜によっお鉄の溶解ず酞玠のカ゜ヌド還元が可胜になりたす。也燥時には、溶存むオンが濃瞮し、腐食生成物が倉化し、錆の導電性ず透過性が䜎䞋するこずがありたす。合金元玠は、これらの反応の速床ず生成物を倉化させたす。繰り返しサむクルは䞍可欠です。National Steel Bridge Allianceは、保護性パティナの圢成には湿最ず也燥が必芁であり、鋌材が継続的に湿った状態にあるず、安定化に必芁な也燥段階を錆が経隓できないため、掻発な腐食が続く可胜性があるず述べおいたす。

この区別は疲劎にも圱響したす。平均的な腐食による損倱が小さい堎合でも、孔食は応力集䞭郚ずなりたす。FHWAの疲劎蚭蚈指針によれば、AASHTOは、孔食を理由ずしお、無塗装の耐候性鋌母材に察し、同等の通垞鋌よりも1段階䜎い疲劎カテゎリヌを割り圓おおいたす。合金の化孊成分は腐食損傷を䜎枛できる可胜性がありたすが、疲劎の詳现怜蚎、孔食の点怜、ならびに溶接郚、接合郚およびフランゞ瞁郚における氎の滞留防止が䞍芁になるわけではありたせん。

W、Ti、Alおよび垌土類元玠の添加に関する新たな研究

研究では、錆局の栞生成、むオン茞送および孔食の発達を倉化させる方法ずしお、タングステンW、チタンTi、アルミニりムAlおよび垌土類元玠の添加が怜蚎されおいたす。これらの研究によっお、埓来の耐候性鋌の化孊成分に代わる普遍的な組成が確立されたわけではありたせん。各添加元玠は、腐食だけでなく、介圚物、析出、溶接挙動、靭性および補造方法にも圱響を䞎える可胜性がありたす。

タングステンは、特に塩化物曝露䞋で、より緻密で化孊的安定性の高い錆局の圢成に寄䞎する可胜性に぀いお研究されおいたす。チタンは結晶粒を埮现化し、安定した炭化物、窒化物たたは炭窒化物の粒子を圢成する可胜性がありたす。この埮现化は腐食の均䞀性に圱響を䞎える可胜性がありたすが、制埡の䞍十分な介圚物は局所的な電気化孊セルを圢成するこずがありたす。アルミニりムは脱酞生成物や酞化物の化孊的性質を倉化させる可胜性がありたす。垌土類元玠は、介圚物の圢状や分垃を倉化させ、鋌の枅浄床を向䞊させ、たたは腐食生成物の付着状態や圢態を倉化させる可胜性がありたす。その効果は、䜿甚する元玠の皮類、濃床および補造工皋に倧きく䟝存したす。

腐食抵抗性を向䞊させた鋌に関するFHWAのプログラムは、実務䞊の違いを明確に瀺しおいたす。埓来の耐候性鋌はMn、Si、Cr、Ni、Cu、MoおよびPを䞭心に開発されたのに察し、その埌の研究では、塩化物を含む倧気䞭での性胜向䞊を目的ずしお、W、Ti、Alおよび垌土類元玠の添加が怜蚎されたした。FHWAは2011幎、ほずんどの耐候性鋌のASTM G101腐食指数が67であったのに察し、研究察象では9.5前埌たたはそれ以䞊の倀が目暙ずされたず報告しおいたす。この目暙倀は、塩化物に察する抵抗性を倧幅に向䞊させるための研究䞊の基準であり、無塗装郚材がすべおの沿岞郚たたは凍結防止塩の䜿甚堎所に適しおいるこずを蚌明する䞀般的な閟倀ではありたせん。

この違いが重芁なのは、埓来の耐候性鋌の化孊成分ず、腐食抵抗性を向䞊させた鋌に関する研究ずでは、察象ずする曝露限界が異なるためです。FHWAの蚭眮堎所遞定指針では、濡れ時間、塩化物曝露、工業汚染物質、排氎、圢状および維持管理の評䟡が求められおいたす。2015幎に発行されたSCI Guidance Note 1.07は、垞時濡れおいる、たたは湿った環境、高濃床の塩化物たたは塩氎噎霧ぞの曝露、濃瞮した工業排ガス、ならびに埋蚭状態を、無塗装の耐候性鋌にずっお䞍適切たたは制限される甚途ずしお瀺しおいたす。氎ず道路塩を無期限に滞留させる现郚構造を、合金元玠の添加で補うこずはできたせん。

ASTM G101に基づく組成による腐食指数

ASTM G101-04(2010)は、2぀の異なる甚途を持぀掚定の枠組みを瀺しおいたす。1぀は短期曝露デヌタから長期的な倧気腐食損倱を掚定する甚途であり、もう1぀は化孊成分から䜎合金鋌の盞察的な倧気腐食抵抗性を掚定する甚途です。組成に基づく腐食指数は、芏定された合金元玠の含有量を、鋌皮間の比范を目的ずした経隓的指暙に倉換したす。これは、橋梁郚材の䟛甚寿呜を盎接蚈算するものではありたせん。

この指数が有甚なのは、化孊成分を枬定可胜な予枬倀ず関連付けられるためです。䞀般に、倀が高いほど、その関係が確立された範囲および条件内では、倧気腐食に察する抵抗性が高いこずを瀺したす。FHWAの倀、すなわち既存の耐候性鋌の倧半でおよそ67、研究察象ずなった塩化物抵抗性組成で9.5前埌たたはそれ以䞊ずいう倀は、この指数が合金開発の指針ずなり埗るこずを瀺しおいたす。しかし、これは9.5を超えるすべおの鋌が塩分を含む隙間で安定したパティナを圢成するこずや、9.5未満のすべおの鋌が也燥した内陞倧気䞭で砎損するこずを意味したせん。

ASTM G101には、入力デヌタに起因する限界もありたす。化孊成分だけでは、流出氎の経路、隙間の圢状、堆積物、也燥時間、二酞化硫黄濃床、飛沫ぞの曝露、たたは維持管理状況を蚘述できたせん。挏氎する䌞瞮継手によっお濡れた状態が続くフランゞ䞋面を衚珟するこずもできたせん。ISO 9223:2012は倧気腐食性の枠組みを瀺し、FHWAの指針は蚭眮堎所ず现郚構造に関する怜蚎事項を瀺したすが、いずれの芏栌も、化孊成分によっお曝露条件の評䟡を代替するこずを認めおいたせん。

橋梁建蚭に䜿甚される鋌材に぀いおは、材料芏栌も匕き続き重芁です。ASTM A709/A709Mは、耐候性鋌の鋌皮を含む橋梁甚構造甚鋌を芏定しおいたす。䞀方、蚭蚈䞊の怜蚎では、断面枛少、接合郚、溶接郚、砎壊靭性および疲劎を扱う必芁がありたす。ASTM G101から導かれる適切な結論は、限定的ではあるものの有甚です。すなわち、合金の化孊成分は錆局が安定化する可胜性を高めたり䜎䞋させたりするこずができ、候補ずなる組成間の比范を支揎できたす。しかし、パティナは適切な湿最ず也燥によっお圢成され、持続的な汚染から保護され、点怜によっお確認されなければなりたせん。

ASTM G101ず化孊成分に基づく予枬の限界

ASTM G101-04(2010)は、関連するものの異なる2぀の䜜業を扱っおいる。1぀は、短期曝露デヌタから長期の倧気腐食枛耗量を掚定する方法を瀺すこずであり、もう1぀は、䜎合金鋌の化孊成分からその盞察的な倧気腐食抵抗性を掚定する方法を瀺すこずである。いずれの方法も、鋌材の芏栌衚瀺から保蚌された䟛甚期間を導くものではない。

この区別は、ASTM A588のような耐候性鋌や、ASTM A709が察象ずする耐候性鋌の鋌皮においお重芁である。これらの耐食性は、比范的緻密で鋌材衚面に密着したさび局が圢成され、保持されるこずに䟝存する。合金が腐食に察しお䞍感になるわけではなく、パティナも、あらゆる曝露条件䞋で保護性を維持する恒久的な被芆ではない。ASTM G101は工孊的評䟡を支揎できるが、珟地条件の特性評䟡、现郚蚭蚈の怜蚎、曝露詊隓、たたは点怜蚈画に取っお代わるこずはできない。

短期曝露から長期枛耗量を掚定する

短期曝露は、より長期の腐食蚘録を掚定するための出発点ずなり埗るが、その掚定は、圓該曝露がモデル化察象の環境および腐食段階をどの皋床代衚しおいるかに巊右される。初期腐食は、衚面が繰り返し濡れ、也燥し、さびが圢成され、緩い腐食生成物が剥萜する間は、比范的速く進行するこずがある。その埌、より安定したさび局が圢成されるに぀れお、腐食速床が䜎䞋する堎合がある。この移行は瞬時に起こるものではなく、すべおの堎所で同䞀でもない。

したがっお、ASTM G101は、長期枛耗量を、月数から数十幎ぞの固定的な換算ではなく、曝露デヌタず腐食挙動に基づく掚定問題ずしお扱う。開攟状態で曝露した詊隓パネルの短期的な質量枛少枬定倀からは、挏氎する継手の䞋で湿最状態が続く橋梁の添接板に぀いお、ほずんど情報が埗られない可胜性がある。通気性の良い詊隓架台で埗られた結果も、鳥の排泄物、道路じん、たたは蓄積した塩分で芆われた䞻桁フランゞずは異なるものになり埗る。

曝露期間に重芁な季節条件が含たれおいない堎合、䞍確実性はさらに倧きくなる。冬季の凍結防止塩、倏季の結露、海塩粒子、および産業排出物は、短期間の詊隓では捉えられない腐食事象を生じさせるこずがある。逆に、汚染物質が通垞の䟛甚状態を代衚しおいない堎合、汚染の著しい斜工期間によっお長期平均が過倧に評䟡される可胜性もある。

ISO 9223:2012は、倧気腐食性に関するより広範な枠組みを瀺しおいる。同芏栌は、暙準詊隓片の初幎床腐食速床を甚いお腐食性を分類し、枩床・湿床の圱響、二酞化硫黄汚染、および倧気䞭の塩分濃床を䞻芁因子ずしお特定しおいる。その分類は倧気環境を衚すものであり、特定の耐候性鋌郚材の正確な枛耗量を衚すものではない。サむト分類は材料遞定の参考ずなるが、局所的な隙間、棚状郚、および排氎経路によっお、暙準的な分類が瀺唆するよりも厳しい埮小環境が圢成されるこずがある。

したがっお、長期予枬では、可胜な限り曝露蚘録、比范可胜な腐食デヌタ、および実際の郚材圢状を甚いるべきである。特に、通垞ずは異なる産業環境、沿岞環境、たたは凍結防止塩環境では、クヌポン詊隓によっお信頌性を高められる可胜性がある。それでも、枬定された断面枛少量は蚭蚈䞊の問題の䞀郚にすぎない。平均板厚の枛少が倧きくなる前に、孔食、ラミネヌションの露出、ボルト孔の拡倧、たたは疲劎に敏感な切欠きが支配的ずなる堎合がある。

化孊成分から盞察的な腐食抵抗性を掚定する

ASTM G101の化孊成分法は、芏定された合金元玠から腐食指数を算出する。この指数は比范のためのものである。倧気曝露䞋で、ある䜎合金鋌が別の䜎合金鋌ず比范しおどのように性胜を瀺す可胜性があるかを刀断するのに圹立぀が、珟地固有のモデルず同じ粟床で、プロゞェクトの腐食速床を1幎圓たりのミリメヌトル単䜍で予枬するものではない。

埓来の耐候性鋌の化孊成分蚭蚈では、マンガン、シリコン、クロム、ニッケル、銅、モリブデン、およびリンが重芖される。これらの元玠は、さび局、電気化孊反応、および腐食生成物がより緻密で密着性の高い状態になる傟向に圱響を及がす。Federal Highway Administrationが2009幎に実斜した耐食鋌に関する研究では、タングステン、チタン、アルミニりム、および垌土類元玠の添加も怜蚎された。この研究は重芁な点を瀺しおいる。すなわち、化孊成分を蚭蚈するこずで耐食性を向䞊させるこずはできるが、腐食指数は、結果ずしお生じる腐食機構を間接的に瀺す指暙にすぎない。

Federal Highway Administrationは2011幎、ほずんどの耐候性鋌のASTM G101腐食指数が67の範囲にあった䞀方で、その研究では塩化物を含む倧気䞭で耐食性を倧幅に向䞊させるため、9.5前埌たたはそれ以䞊の倀が目暙ずされたず報告した。これらの数倀は、候補ずなる化孊成分を比范するうえで有甚である。しかし、腐食指数9.5が、凍結防止塩を散垃する道路沿いで無塗装のたた蚱容可胜な性胜を保蚌するこずを意味するものではなく、腐食指数6の鋌材が、すべおの内陞サむトで砎損するこずを意味するものでもない。

腐食指数が高いこずは、より望たしい合金バランスを瀺す可胜性がある。しかし、化孊成分だけでは、衚面汚染、溶接郚、ミルスケヌルの状態、流氎、たたは湿最状態の継続時間を衚すこずはできない。たた、合金元玠ず倧気ずの間に生じるすべおの盞互䜜甚を捉えるこずもできない。同じ鋌皮の成分芏定を満たす2぀の溶鋌であっおも、埮量な成分差、補造履歎、衚面凊理、および曝露方向の違いにより、さび局の圢成状態が異なるこずがある。

たた、腐食指数は鋌皮衚瀺ずは区別しなければならない。ASTM A588は、化孊的および機械的芁求事項が定められた耐候性鋌補品を芏定するものであり、すべおの環境に察しお単䞀の腐食枛耗曲線を保蚌するものではない。ASTM A709は、橋梁甚鋌の鋌皮および関連芁求事項を含んでいるが、芏栌に適合する鋌皮を遞定しおも、曝露条件ず现郚構造を評䟡する必芁性がなくなるわけではない。材料芏栌ぞの適合は、指定された鋌材に必芁な条件であっお、腐食蚭蚈の代替ではない。

なぜ曝露条件が䟝然ずしお結果を巊右するのか

耐候性鋌が保護性のあるパティナを圢成するには、濡れず也燥が亀互に生じる必芁がある。衚面が継続的に湿最状態にあるず、腐食生成物は安定化せず、倚孔質で掻性な状態にずどたる可胜性がある。SCI Guidance Note 1.07は、継続的に濡れおいる、たたは湿最した環境、高濃床の塩化物たたは塩氎噎霧ぞの曝露、濃瞮された産業性ガス、および埋蚭状態を、無塗装の耐候性鋌に適さない、たたは適甚が制限される条件ずしお瀺しおいる。これらの条件は、良奜な化孊成分指数が瀺唆する利点を䞊回る腐食を匕き起こす可胜性がある。

塩化物は、堆積物䞭で濃瞮し、保護性のあるさび局を砎壊する可胜性があるため、特に有害である。海塩粒子、車䞡によっお運ばれる凍結防止塩、挏氎する床版継手、および汚染された流氎は、䞀般的な倧気環境が䞭皋床に芋える堎所でも、局所的に厳しい曝露条件を生じさせる可胜性がある。二酞化硫黄その他の産業汚染物質は、電解質の酞性床を高めたり、さびの化孊的性質を倉化させたりするこずがある。雚による掗浄を受けにくく、也燥も遅い被芆された衚面は、露出面より速く腐食する可胜性がある。

パティナが安定化できるかどうかは、排氎ず圢状によっお決たるこずが倚い。添接板、補剛材端郚、接合郚のポケット、密閉されおいない重ね郚、および氎平な棚状郚に氎が滞留するず、繰り返し、たたは継続的な湿最状態が生じる。堆積物は氎分ず塩化物を保持する。床版䞋や箱圢断面内郚の換気䞍良も同じ圱響を及がす。现郚構造では、氎が鋌材䞊を流れお圱響を受けやすい接合郚に達し、その䞋に滞留するこずを蚱すのではなく、鋌材から遠ざかるように排氎させなければならない。

蚭蚈䞊の圱響は、平均的な倧気腐食枛耗量にずどたらない。孔食は応力集䞭を生じさせる。たた、FHWAの疲劎蚭蚈指針によれば、AASHTOは、同等の非耐候性鋌ず比范しお、平滑な無塗装耐候性鋌の母材に察し、孔食を理由に疲劎等玚を1段階䜎く蚭定しおいる。そのため、䞀般腐食による算定枛耗量が小さく芋える堎合でも、構造物では疲劎ぞの配慮が必芁ずなるこずがある。

ASTM G101は、その結果を保蚌ではなく蚌拠ずしお読み取る堎合に䟡倀を持぀。信頌できる刀断には、腐食指数に加えお、ISO 9223による倧気環境情報、塩化物および汚染物質の評䟡、湿最時間、排氎の怜蚎、圢状、維持管理のためのアクセス、および点怜のための措眮を組み合わせる必芁がある。こうした条件によっお、繰り返し也燥し、安定したさび局が圢成される環境を確保できない堎合は、鋌材の算定腐食指数にかかわらず、塗装、防護措眮、たたは別の防食察策が必芁ずなる可胜性がある。

蚭蚈䞊の意思決定における ISO 9223 の腐食性分類

ISO 9223:2012 は倧気腐食性を衚す共通蚀語を提䟛するものですが、無塗装耐候性鋌の䜿甚承認蚌明曞ではありたせん。この芏栌は、暙準詊隓片の初幎床腐食速床を甚いお倧気を分類し、その結果を環境パラメヌタ、特に枩床ず盞察湿床、二酞化硫黄汚染、および浮遊塩分ず関連付けたす。これらの入力倀は、基準金属に察する倧気の腐食性を瀺すものです。しかし、それだけで、構造物に䜿甚されるすべおの合金、接合郚、隙間、溶接郚、たたは排氎ディテヌルの状態を予枬できるわけではありたせん。

暙準詊隓片の初幎床腐食速床

ISO 9223における炭玠鋌の初幎床腐食速床範囲の䞊限倀。C1は1.3 ÎŒm/yearに制限され、CXは200を超えお700 ÎŒm/yearたで拡匵される。A bar chart. Series: 初幎床腐食速床の䞊限Όm/year.0189378567756C1C2C3C4C5CXISO 9223腐食性区分初幎床腐食速床Όm/year
初幎床腐食速床の䞊限Όm/year
ISO 9223における炭玠鋌の初幎床腐食速床範囲の䞊限倀。C1は1.3 ÎŒm/yearに制限され、CXは200を超えお700 ÎŒm/yearたで拡匵される。

通垞の炭玠鋌暙準詊隓片に぀いお、ISO 9223:2012 は初幎床腐食速床を次の範囲に分類しおいたす。

暙準炭玠鋌詊隓片におけるISO 9223の初幎床腐食速床範囲。
ISO 9223区分炭玠鋌の初幎床腐食速床
C1、極めお䜎い≀1.3 ÎŒm/year
C2、䜎い>1.325 ÎŒm/year
C3、䞭皋床>2550 ÎŒm/year
C4、高い>5080 ÎŒm/year
C5、非垞に高い>80200 ÎŒm/year
CX、極端に高い>200700 ÎŒm/year

ISO 9223 分類炭玠鋌の初幎床腐食速床
C1、非垞に䜎い≀1.3 ÎŒm/幎
C2、䜎い>1.325 ÎŒm/幎
C3、䞭皋床>2550 ÎŒm/幎
C4、高い>5080 ÎŒm/幎
C5、非垞に高い>80200 ÎŒm/幎
CX、極めお高い>200700 ÎŒm/幎

これらの数倀は分類䞊の限界倀であり、䟛甚期間䞭の構造甚鋌材の板厚枛少量を保蚌するものではありたせん。たた、初幎床は特殊な期間です。裞鋌は暎露開始時により速く腐食するこずが䞀般的ですが、同時にさび局が圢成され、酞玠、氎、汚染物質が金属衚面ぞ到達する状況が倉化したす。耐候性鋌は、比范的緻密で密着性の高い腐食局を圢成するよう蚭蚈されおいるため、その埌の腐食速床は、普通炭玠鋌の基準詊隓片の腐食速床ず倧きく異なる堎合がありたす。

この違いによっお ISO の分類が無意味になるわけではありたせん。ISO の分類は、環境条件の出発点を定めるものです。䟋えば、C3 の倧気が耐候性鋌に自動的に䞍適ずなるわけではありたせんが、内陞郚の C2 の倧気ずは異なる評䟡が必芁です。同様に、CX の分類は、塩化物の堆積、海掋゚アロゟル、持続的な湿最、たたは腐食局の安定化を劚げる激しい工業汚染が存圚する可胜性を瀺したす。

ISO 9223 は、環境枬定および掚定倀ず䜵せお、暙準化された詊隓片の挙動を甚いたす。実務䞊、ある地点には、枩床・湿床条件および汚染デヌタに基づく初期分類が䞎えられ、その埌、珟地の暎露特性を考慮しお、実際の腐食の厳しさに応じたより高い、たたは䜎い分類が割り圓おられる堎合がありたす。芆われた衚面、䞋面のディテヌル、道路に近い堎所では、暎露された詊隓架台よりも有害な埮小環境が圢成される可胜性がありたす。塩化物を含む飛沫垯では、広域的な地域分類が䞭皋床に芋える堎合でも、腐食性が高い状態が続くこずがありたす。

したがっお、芏栌の腐食速床は倧気環境の基準倀ずしお理解すべきです。これは、堆積量の枬定、類䌌構造物の点怜、たたは蚈画する構造圢状の怜蚎に代わるものではありたせん。

腐食性分類を入力条件ずしお䜿甚する方法

この分類は、スクリヌニング段階で有甚です。無塗装耐候性鋌の抂念をさらに評䟡する䟡倀があるか、保護塗装系を初期段階から怜蚎すべきか、たた蚭蚈チヌムが珟地固有の暎露デヌタを必芁ずするかを刀断するのに圹立ちたす。分類は、その根拠および出兞ずずもに蚘録すべきです。根拠には、実枬腐食速床、気候条件に基づく蚈算、汚染デヌタ、海岞からの距離、たたは工孊的刀断などがありたす。

分類だけで、無塗装耐候性鋌が蚱容できるかどうかを決定するこずはできたせん。Federal Highway Administration の指針では、無塗装耐候性鋌を遞定する前に、濡れ時間、塩化物ぞの暎露、工業汚染物質、排氎、圢状、および維持管理を評䟡するこずが求められおいたす。この項目が重芁なのは、保護性のあるさび局が、也湿の繰返しに䟝存しお圢成されるためです。National Steel Bridge Alliance は、保護性のあるさび局の圢成には、繰返しの湿最ず也燥が必芁であるずしおいたす。挏氎する継手の䞋で衚面が湿ったたたになるず、名目䞊は䞭皋床の倧気環境であっおも腐食が継続する可胜性がありたす。

蚭蚈審査では、ISO の分類が䜕を芆い隠しおいるかを確認すべきです。郚材は海氎飛沫、凍結防止塩、たたは颚で運ばれる塩化物にさらされるでしょうか。フランゞやガセットプレヌトから氎を排出できるでしょうか。それずも、継手、補剛材、支承の背埌に氎が溜たるでしょうか。狭い隙間、氎平な棚状郚、局状さびの滞留郚、たたはごみを保持するディテヌルはないでしょうか。工業起源の二酞化硫黄、酞性凝瞮氎、たたは異皮金属接觊によっお局郚電池が圢成されるでしょうか。疲劎性胜に圱響を及がす前に孔食を怜出できるだけの点怜アクセスが確保されおいるでしょうか。

この刀断には合金の化孊成分も関係したす。耐候性鋌は、Mn、Si、Cr、Ni、Cu、Mo、P などを意図的に添加するこずで性胜を発揮したす。研究では、W、Ti、Al、および垌土類元玠の添加に぀いおも怜蚎されおいたす。ASTM G101-04(2010) は、短期暎露デヌタから長期の倧気腐食による損倱量を掚定する方法、および化孊成分から䜎合金鋌の盞察的な倧気腐食抵抗性を掚定する方法を芏定しおいたす。成分に基づく指暙は比范を補助できたすが、珟地条件に察する保蚌倀ではなく、あくたで掚定倀です。FHWA の研究では、ほずんどの耐候性鋌の ASTM G101 指暙倀は 67 の範囲にあり、䞀方、塩化物を含む倧気環境で倧幅に改善された耐食性を埗るための研究目暙は 9.5 付近たたはそれ以䞊でした。

ただし、材料芁件は、遞定した補品芏栌によっお管理されなければなりたせん。橋梁甚途では、Steel Bridge Design Handbook が、ASTM A709 の橋梁甚鋌材に関する材料および蚭蚈䞊の考慮事項の䞭で、耐候性鋌に関する芏定を瀺しおいたす。化孊成分、機械的性質、溶接性、および補䜜管理は、ISO の腐食性分類から掚定するこずはできたせん。

疲劎に぀いおは、別途怜蚎する必芁がありたす。平均的な板厚枛少が小さく芋える堎合でも、孔食によっお実効疲劎抵抗は䜎䞋したす。FHWA の疲劎に関する指針では、孔食のため、AASHTO は無塗装耐候性鋌の母材に察しお、耐候性を持たない同等の鋌材よりも䞀段䜎い疲劎カテゎリヌを割り圓おおいるず報告されおいたす。したがっお、腐食性分類は、単なる腐食代の蚈算だけでなく、疲劎怜蚎にも反映させるべきです。

板厚䜙裕ず暎露クラスの解釈

ISO の分類は板厚䜙裕の蚭定に圹立ちたすが、その䜙裕は、実際の暎露条件、蚭蚈䟛甚期間、腐食モデル、および暎露面の数に察応しおいなければなりたせん。初幎床の名目腐食速床に䟛甚幎数を乗じるだけでは、通垞、粗すぎる評䟡になりたす。さびの圢成に䌎っお腐食速床は倉化し、芆われた衚面は自由に暎露された衚面ずは異なる挙動を瀺し、たた、均䞀な板厚枛少が重倧になる前に、局郚的な孔食が性胜を支配する可胜性があるためです。

SCI Guidance Note 1.07 は、耐候性鋌の板厚䜙裕を、暎露クラスおよび鋌材衚面の条件に関連付けおいたす。この蚭蚈手法では、郚材が倖郚に暎露されおいるか、芆われおいるか、たたはさび局の圢成を劚げる条件にさらされおいるかを技術者が特定し、そのうえで想定する䟛甚期間に応じた該圓の䜙裕を適甚するこずが求められたす。暎露クラスは単なる衚瀺ではありたせん。想定される腐食需芁を倉え、その結果、耐力照査に利甚できる残存板厚も倉化させたす。

板厚䜙裕は、ディテヌルずも敎合しおいなければなりたせん。塩分を含む氎を長幎にわたっお保持するフランゞを、1 mm の远加板厚で補うこずはできたせん。たた、埋蚭鋌材、垞時湿最する鋌材、たたは塩氎噎霧を受ける衚面を、排氎の良い暎露衚面ず同等に扱うこずもできたせん。SCI Guidance Note 1.07 は、連続的に濡れおいる、たたは湿最しおいる環境、高濃床の塩化物たたは塩氎噎霧ぞの暎露、工業排気ガスの集䞭、ならびに埋蚭条件を、無塗装耐候性鋌に䞍適、たたは適甚が制限される条件ずしお挙げおいたす。こうした堎所では、より倧きな腐食代を蚭定するのではなく、塗装系、排氎の改善、密閉ディテヌル、たたは別の材料方針が必芁になる堎合がありたす。

蚭蚈者は、構造耐力を維持するために甚いる板厚䜙裕ず、補䜜公差、架蚭時の損傷、たたは将来の点怜に関する䞍確実性に察応するために必芁な金属量を区別すべきです。郚材は枛肉埌の状態で照査し、接合郚に぀いおは、局状さび、断面欠損、および氎溜たりを生じる箇所を確認すべきです。排氎孔は、ごみや腐食生成物が堆積した埌も機胜しなければなりたせん。

倧気腐食に関する蚭蚈手順。
工皋段階必芁な措眮成果物
倧気環境腐食性、湿床、塩分濃床および汚染物質の条件を確定する曝露区分および汚染物質蚘録
珟地の詳现濡れ時間、排氎、圢状および維持管理を確認する局所曝露マップ
材料等玚、化孊成分、補品圢状および適甚される䞊䜍芏栌を怜蚌する芏栌適合材料の遞定
構造蚭蚈断面枛少、孔食、疲劎および砎壊に関する芁件を確認する蚭蚈耐力および疲劎蚭蚈の根拠
䟛甚蚈画点怜、枅掃、排氎の是正および補修開始条件を定める維持管理および監芖蚈画

実務䞊の手順は明確です。ISO 9223 の分類を蚭定し、環境パラメヌタを確認し、局郚的な暎露条件の修正芁因を特定し、耐候性鋌の鋌皮を遞定・確認し、適甚される蚭蚈指針の暎露条件に応じた板厚芏定を適甚し、その埌、排氎、疲劎、点怜、および維持管理を照査したす。ISO 9223 は意思決定の出発点です。意思決定の完了を意味するものではありたせん。

無塗装耐候性鋌がリスクを䌎う堎所の遞定

無塗装耐候性鋌は、構造物が屋倖にあるずいうだけで適甚できるものではない。その倧気腐食抵抗性は、特定の曝露パタヌンに䟝存する。すなわち、衚面が濡れおは也く状態を繰り返し、同時に合金䞊に比范的緻密で密着性の高いさび局が圢成されなければならない。このさび局は、その埌の腐食を䜎枛し埗るが、自動的か぀恒久的な被芆ではない。鋌材が垞に濡れおいる堎所、塩化物が䟛絊される堎所、汚染氎が滞留する堎所、たたは工業排気が局所的に濃瞮する堎所では、保護性さびの安定化が劚げられる可胜性がある。

したがっお、無塗装システムを遞定する前に、環境スクリヌニングを実斜しなければならない。Federal Highway AdministrationFHWAは、無塗装耐候性鋌を遞定する前に、濡れ時間、塩化物ぞの曝露、工業汚染物質、排氎、圢状および維持管理条件を評䟡するよう蚭蚈者に求めおいる。これらの確認は予備蚭蚈段階で行うべきものであり、さび汚れ、断面枛少たたはひび割れが発生した埌に実斜するものではない。

ISO 9223:2012は、このスクリヌニングに有甚な枠組みを提䟛する。同芏栌は、暙準詊隓片の初幎床腐食速床を甚いお倧気腐食性を分類し、枩床・湿床の圱響、二酞化硫黄汚染および倧気䞭の塩分を䞻芁な圱響因子ずしお扱う。ただし、この分類だけで耐候性鋌の適甚が承認されるわけではない。分類は環境に関する蚌拠を瀺すものであり、珟堎における腐食の圱響、合金の化孊組成および曝露圢状ず䜵せお解釈する必芁がある。

海掋環境、塩氎噎霧および塩化物を含む倧気

海掋環境ぞの曝露は、最も明確なリスク条件の䞀぀である。海氎飛沫、砕波、颚で運ばれる塩分および凍結防止剀は、鋌材䞊に塩化物むオンを堆積させる。塩化物は、さび局の導電性ず化孊的掻性を高め、氎分を保持し、堆積物の䞋で局郚腐食を促進する。比范的均䞀で密着性の高い保護性さびが圢成される代わりに、衚面に孔食や剥離しやすい腐食生成物が生じるこずがある。さび局が暗色で十分に成熟しおいるように芋えおも、その䞋で腐食が継続しおいる可胜性がある。

塩分ぞの曝露は海岞線に限られない。橋面やランプには、塩化ナトリりムたたは塩化カルシりムが繰り返し散垃され、その飛沫が桁、支承、暪構および䞋フランゞに到達するこずがある。颚によっお塩分が内陞ぞ運ばれる堎合もある。沿岞の工業斜蚭では、倧気䞭の塩分が硫黄化合物や持続的な高湿床ず組み合わさるこずがある。重芁なのは海からの距離だけではなく、鋌材に到達する塩化物の量、堆積頻床、および雚によっおそれが掗い流されるかどうかである。

FHWAの制限事項は、海掋環境および塩化物を含む環境を盎接察象ずしおいる。塩化物汚染が著しい堎所、たたは塩分を含む氎分によっお衚面が繰り返し濡れる䞀方、十分な掗浄ず也燥が埗られない堎所では、無塗装耐候性鋌を遞定すべきではない。Steel Construction InstituteのSCI Guidance Note 1.07は、高濃床の塩化物たたは塩氎噎霧ぞの曝露を、無塗装耐候性鋌にずっお䞍適たたは制限すべき条件ずしお挙げおいる。特に飛沫垯は問題ずなる。鋌材が浞氎、飛沫および酞玠ぞの曝露を亀互に受ける環境では、通垞の倧気䞭で保護性さびが圢成されるために必芁な安定した也湿サむクルが埗られない。

鋌皮の化孊組成は重芁であるが、化孊組成によっお過酷な曝露環境を無効にするこずはできない。2011幎に公衚されたFHWAの研究では、倧郚分の耐候性鋌のASTM G101腐食指数は67の範囲にあった。䞀方、この研究では、塩化物を含む倧気䞭で抵抗性を倧幅に改善するため、9.5以䞊に近い倀が目暙ずされた。ASTM G101-04(2010)は、短期曝露デヌタから長期的な倧気腐食枛量を掚定する方法、および化孊組成から䜎合金鋌の盞察的な倧気腐食抵抗性を掚定する方法を瀺しおいる。これらの指数は比范のための根拠ずなるが、特定の珟堎を適甚察象から陀倖する根拠にはならない。

疲劎蚭蚈も、塩化物ぞの曝露を深刻に捉えるべき理由の䞀぀である。孔食は局郚的な応力集䞭を生じさせ、腐食による断面枛少は短い距離の間でも倧きく倉化するこずがある。FHWAの疲劎蚭蚈指針によれば、AASHTOは、孔食を理由ずしお、無塗装の普通耐候性鋌母材に察し、同等の非耐候性鋌より䞀぀䜎い疲劎等玚を割り圓おおいる。したがっお、塩分に曝露される橋梁では、材料の枛肉だけでなく、孔食が疲劎抵抗性に及がす圱響も評䟡しなければならない。脆匱な衚面ぞの塗装、排氎の改善、たたは別の防食システムの遞定が必芁になる堎合がある。

垞時湿最、埋蚭および換気䞍良の堎所

保護性さびの圢成には、也湿サむクルの繰り返しが必芁である。National Steel Bridge AllianceNSBAは、保護性さびの発達には繰り返しの湿最ず也燥が必芁であるず述べおいる。垞時湿最の状態は、この過皋を劚げる。鋌材に接しお滞留する氎は、ある領域では酞玠の移動を制限する䞀方、別の領域では電気化孊的腐食を支える。堆積物は通気差電池を圢成するこずがあり、その結果生じる腐食生成物は、軟らかく、倚孔質で、密着性の䜎い状態にずどたる可胜性がある。

地域の気候が穏やかであっおも、蚭蚈の现郚によっおこの状態が生じるこずがある。氎平の匵出し郚、箱圢断面、補剛材の隙間、添接板、折曲げ板、背合わせ山圢鋌および詰たった排氎口は、雚氎や汚染された堆積物を保持する可胜性がある。狭い隙間では、露出した瞁郚が也燥しおも、奥郚は濡れたたたになるこずがある。このような䞍均䞀な曝露は、倧気環境で想定される広範囲にわたる均䞀な衚面倉化ではなく、局郚腐食を促進する。

FHWAの指針は、排氎および圢状に぀いお珟堎固有の怜蚎を求めおいる。氎が構造物から速やかに排出されるようにし、现郚の圢状によっおがれきや堆積物が湿最ポケットを圢成しないようにしなければならない。換気も同様に重芁である。閉鎖たたは遮蔜された空間は、特に空気の流動が匱く結露が生じる堎所で、露出面が也燥した埌も高湿床の状態が続くこずがある。SCI Guidance Note 1.07は、垞時湿最たたは湿った環境、および換気䞍良を、無塗装耐候性鋌にずっお制限たたは䞍適な条件ずしお挙げおいる。

埋蚭鋌材は、通垞の倧気環境ぞの適甚ずは別の譊告事項である。土壌は、持続的な氎分、溶解塩、さらに堎所によっおは酞性たたは埮生物掻動の圱響を受けた環境を䟛絊する。土壌ずの接觊によっお、倧気䞭での耐候性に䟝存する開攟状態の也湿サむクルも劚げられる。同じ問題は、コンクリヌト、舗装、埋戻し材たたは堆積土に郚分的に埋め蟌たれ、その界面が濡れたたたになる鋌材にも圓おはたる。地䞋郚分、擁壁の现郚、埋蚭ブレヌスおよび基瀎郚の鋌材には、倧気䞭で圢成される保護性さびに䟝存するのではなく、土壌たたは浞挬環境甚に蚭蚈された防食戊略が必芁である。

材料間の境界郚でも、氎が滞留するこずがある。シヌリング材、膜材、耐火被芆、異皮金属および䞍適切に取り付けられたカバヌは、湿った状態が続く隙間を圢成する可胜性がある。ある郚材からの流出氎が別の郚材に流れ蟌むず、狭い線状郚に塩化物や腐食生成物が集䞭するこずがある。挏氎する䌞瞮継手や橋面排氎口の䞋にある飛沫垯には、特に泚意が必芁である。そこでは、鋌材が汚染氎によっお繰り返し濡れる䞀方、有効な也燥がほずんど埗られない可胜性がある。

工業排気および汚染物質の濃瞮

工業環境は、目に芋える塩氎噎霧がなくおも腐食性を瀺すこずがある。燃焌斜蚭や加工工堎から排出される二酞化硫黄は、衚面氎分に溶解し、酞化が進むに぀れお亜硫酞および硫酞を含む酞性化合物を圢成する。硫化氎玠、塩化物、窒玠酞化物、酞性゚アロゟルおよび工皋粉じんなどのその他の汚染物質も、さび局の化孊的性質を倉化させる可胜性がある。堆積した粉じんは湿った空気から氎分を吞収し、降雚が終わった埌も濡れ時間を延長するこずがある。

ISO 9223:2012は、倧気腐食性の分類における因子ずしお、二酞化硫黄汚染を明確に特定しおいる。濃床ず堆積パタヌンが重芁である。煙突、補錬所、化孊工堎、肥料補造斜蚭、廃棄物凊理斜蚭たたは工業化が進んだ枯湟の近くでは、地域の監芖局が瀺す倀よりはるかに倧きな汚染物質負荷を受ける可胜性がある。局所的な排煙、遮蔜された凹郚および颚䞋偎の面によっお、䞀぀の構造物の内郚に深刻な埮小環境が圢成されるこずもある。

そのため、FHWAの制限事項には、泚意たたは適甚陀倖を芁する条件ずしお、濃瞮した工業汚染物質が含たれおいる。SCI Guidance Note 1.07も同様に、濃瞮した工業排気を無塗装耐候性鋌にずっお䞍適たたは制限すべき条件ずしお挙げおいる。問題は、合金に銅、クロム、ニッケル、リンたたはその他の意図的な添加元玠が含たれおいるかどうかだけではない。耐候性鋌は、合金元玠によっお腐食挙動を調敎した䜎炭玠鋌である。FHWAは、埓来からMn、Si、Cr、Ni、Cu、MoおよびPに重点が眮かれおきたこずに加え、その埌の研究でW、Ti、Alおよび垌土類元玠の添加が怜蚎されおいるこずを蚘録しおいる。合金蚭蚈は適切な曝露条件䞋での抵抗性を高めるが、酞性物質を含み垞時湿最する衚面を保護状態に倉えるものではない。

劥圓性のある珟堎刀断には、倧気デヌタず物理的な珟地調査を組み合わせる必芁がある。調査察象には、塩化物の堆積、汚染物質の発生源、卓越颚、結露、排氎経路、飛沫領域、閉鎖空間、土壌ずの接觊および点怜アクセスを含めるべきである。ASTM G101による蚈算およびISO 9223による分類は評䟡の参考ずなる。たた、䞍確実性のある堎所では、曝露詊隓片たたは局所腐食モニタリングが劥圓ずなる堎合もある。構造物が也燥できない、点怜できない、たたは高濃床の塩化物や工業排気を受ける堎合には、现郚の仕様を確定する前に、無塗装耐候性鋌の採甚を䞭止するか、適甚を制限すべきである。

詳现蚭蚈排氎、異物および換気

耐候性鋌ず倧気腐食蚭蚈
Localized pits can act as stress raisers even when average section loss is modest.

氎たたりず異物の堆積を防ぐ

耐候性鋌は、䞍適切な圢状蚭蚈を補うものではない。適切な合金であっおも、比范的緻密で密着性の高いさび局を圢成できるのは、衚面が繰り返し濡れたり也いたりする堎合に限られる。湿最状態が続く継手、土砂を保持する継手、たたは集䞭した雚氎流を受ける継手は、耐食性の䜎い鋌材で䜜られた露出衚面よりも速く腐食する可胜性がある。National Steel Bridge Allianceの入門資料2010幎は、保護性パティナの圢成条件ずしお、湿最ず也燥のサむクルが亀互に生じるこずを瀺しおいる。実務䞊の意味は明確である。公称䞊の材料遞定ず同皋床に、詳现蚭蚈によっお腐食を制埡できる。

SteelConstruction.infoおよびSCI Guidance Note 1.07は、無塗装耐候性鋌の性胜が䞍十分ずなる䞻な原因の䞀぀ずしお、氎や異物の堆積を挙げおいる。氎平な棚状郚は特に問題ずなる。フランゞの突出郚、スチフナ、ブラケット、支承棚、たたは建築䞊の折返し郚は、萜ち葉、砂粒、鳥の巣材などを捕捉し、雚氎を鋌材に接したたた保持するこずがある。異物は湿最時間を長くするだけでなく、目芖䞊の衚面が也いた埌も、道路からの飛沫や海掋性゚アロゟルに含たれる塩化物を保持する可胜性がある。狭い棚状郚でも、狭いずいうだけで安党になるわけではない。毛管力によっお、その䞋面や隣接する溶接郚が湿最状態に保たれるこずがある。

したがっお、詳现郚は氎をためるのではなく、排氎する圢状ずすべきである。䞊面に募配を蚭けるこず、䞞みたたはテヌパヌを付けた移行郚、端郚が開攟された溝、怜査可胜な面は、氎の滞留を䜎枛する。構造䞊、棚状郚が必芁な堎合には、その幅、募配および瞁郚の凊理によっお土砂が残らないようにし、䞋面を怜査できるようにすべきである。スチフナを小さな閉鎖ポケットの䞭で終端させおはならない。板同士の亀差郚には、氎が流出し、怜査員が関係する溶接郚および母材を目芖できるだけのクリアランスを蚭ける必芁がある。

隙間には特に泚意を芁する。重ね合わせた板、断続溶接、ボルト接合による重ね継手、裏圓お材、密封されおいない折曲げ瞁郚は、狭い酞玠濃淡電池を圢成するこずがある。開口郚から氎が䟵入する䞀方、継手内郚では蒞発が劚げられる。その結果生じる局郚腐食は、䞀般的な衚面腐食より深刻になるこずがあり、隙間の開口郚に孔食を生じさせる可胜性がある。公称䞊、耐食性のある組成であっおも、この電気化孊的な問題を解消するこずはできない。

同じ原則は、斜工誀差にも圓おはたる。図面䞊は排氎できる詳现郚でも、板の倉圢、溶接収瞮、沈䞋、たたは排氎口の閉塞埌には氎をためるこずがある。排氎孔は、理想化した図面䞊の最䜎点に単に瀺すのではなく、想定される補䜜および架蚭の蚱容差があっおも機胜を維持できる䜍眮に配眮すべきである。小さな孔は、さびのスケヌルや土砂で詰たる可胜性があるため、その倧きさず近接性は、そこに到達するず予想される異物を考慮しお決定する必芁がある。蚭蚈蚘録には、閉塞によっお長時間の湿最状態が生じる箇所を明瀺し、構造物が完成する前に怜査のためのアクセスを確保すべきである。

疲劎蚭蚈も、この詳现蚭蚈から切り離すこずはできない。FHWAの疲劎指針2016幎は、孔食のため、AASHTOが無塗装耐候性鋌の平滑な母材に察しお、同等の非耐候性鋌より䞀段䜎い疲劎カテゎリヌを割り圓おおいるず報告しおいる。隙間や異物の堆積郚は、この局郚的な孔食を助長し、平滑な板の蚈算で想定したものより鋭い応力集䞭郚を圢成する可胜性がある。したがっお、溶接止端、コヌプ隅角郚、ボルト孔、排氎口の呚蟺郚には、適切な疲劎詳现カテゎリヌず腐食怜査蚈画の双方が必芁ずなる。

排氎ず換気を確保する

排氎経路は連続しおおり、目芖可胜で、偶発的な閉塞から保護されおいなければならない。箱桁、パラペット、暙識支持郚、䌞瞮継手のくがみ、たたは補剛パネルに䟵入した氎には、排氎口たでの明確な経路が必芁である。別の鋌材衚面に排氎するだけの排氎口は、問題を移し替えおいるにすぎない。排氎口の䜍眮は、䞋フランゞ、支承、継手、歩行者動線、ならびにさび汚れを受けやすいコンクリヌト衚面を濡らさないようにすべきである。排氎が構造面を暪切らざるを埗ない堎合には、流れが継目に沿っお広がったり、隙間に入り蟌んだりしない圢状ずする必芁がある。

閉鎖されたポケットは、繰り返し珟れる砎損箇所である。密閉された空掞は雚氎の䟵入を防げる䞀方、補䜜時の氎分、結露、たたは怜知しにくい小さな挏氎を内郚に含むこずがある。氎の䟵入を防ぐ密閉も、也燥のための換気も行われおいない空掞は、特に危険である。SteelConstruction.infoおよびSCI Guidance Note 1.07が排氎ず換気を重芖するのは、倧気腐食に圱響するのが降雚量だけではなく、也燥に芁する時間でもあるためである。通気開口郚は、空気の流動ず怜査を可胜にし぀぀、雚氎や塩分を含む飛沫を盎接集めないように配眮すべきである。たた、鳥の巣、昆虫、堆積した異物に察しお適切な倧きさず保護を備えなければならない。

換気は排氎の代替にはならない。空気の埪環では、重ね合わせた板の背埌にたたった氎を陀去できず、開口郚から湿った空気や塩化物を含む飛沫が䟵入するこずもある。意図する機構を明確にしなければならない。すなわち、氎は重力によっお排出し、換気は結露を䜎枛しお也燥を促進する。箱圢断面では、空気亀換ず排氎を促すために䞊郚および䞋郚の開口郚が必芁ずなる堎合があるが、その配眮では、颚雚の圱響や䞀方の開口郚が閉塞する可胜性を考慮しなければならない。

曝露評䟡は、「耐候性鋌」ずいう名称ではなく、珟地条件に基づいお行うべきである。ISO 9223:2012は、暙準詊隓片の初幎床腐食速床を甚いお倧気腐食性を分類し、枩床・湿床条件、二酞化硫黄汚染、空気䞭の塩分を䞻芁因子ずしお特定しおいる。FHWAの指針2003幎は、無塗装耐候性鋌を遞定する前に、湿最時間、塩化物、工業汚染物質、排氎、圢状および維持管理を評䟡するこずを求めおいる。SCI Guidance Note 1.072015幎は、垞時濡れおいる、たたは湿最状態が続く堎所、高濃床の塩化物や塩氎飛沫に曝露される堎所、工業排気ガスが集䞭する堎所、ならびに埋蚭条件を、䞍適切たたは適甚が制限される甚途ずしお特定しおいる。

これは、局郚環境を倉える詳现郚においお重芁である。橋面は䞀方の面を雚に曝しおいおも、挏氎する継手によっお別の面が濡れたたたになるこずがある。沿岞郚のパラペットは海偎で塩氎飛沫を受け、䞊郚レヌルの䞋に塩分の堆積物を保持するこずがある。工業構造物では、工皋蚭備の排出口で高濃床の二酞化硫黄やその他のガスに曝露される可胜性がある。いずれの堎合も、同じ鋌皮であっお構造物の郚䜍ごずに異なる挙動を瀺し埗る。排氎、遮蔜および換気は、腐食が珟れおからではなく、環境曝露マップず䜵せお怜蚎すべきである。

怜査には、地䞊から最も芋えにくい箇所を含めなければならない。すなわち、棚状郚の䞋面、ガセットプレヌトの背埌、箱圢断面の内郚、排氎孔の呚囲、重ね継手、堆積物の䞋郚などである。怜査間隔は、断面欠損が重倧になる前に、閉塞した排氎口や継続的な湿最状態を是正できるように蚭定すべきである。蚘録では、汚れ、衚面的なスケヌル、進行䞭の孔食、厚さの枛少を区別する必芁がある。茶耐色に芋えるずいうだけでは、パティナが安定したこずの蚌明にはならない。

異皮金属の接觊ず汚れの流䞋経路を避ける

耐候性鋌は、隣接するあらゆる材料ず電気化孊的に適合するず想定しおはならない。電解質が存圚する状態で、より貎な金属ず接觊するず、耐候性鋌にガルバニック腐食が生じる可胜性がある。特に、カ゜ヌドずなる材料の露出面積が倧きく、鋌材ずの接觊域が小さい堎合に顕著ずなる。ステンレス鋌補の取付郚品、銅を含む郚材、青銅補金具、䞀郚のアルミニりムの組合せに぀いおは、接觊、絶瞁、氎の滞留および排氎を具䜓的に評䟡する必芁がある。問題ずなるのは、也燥した状態での接觊だけではない。金属間を橋枡しする、導電性を有する湿最膜や閉じ蟌められた溶液が問題ずなる。

詳现郚では、実行可胜な堎合には異皮金属による電池の圢成を防止し、たたは材料同士を電気的に分離するずずもに、䞀方の金属からの流出氎が他方の金属に向かわないようにすべきである。締結具、ワッシャヌ、シム、支承郚品、手すり金具、排氎郚品はすべお、些现な付属品ずしおではなく、接合郚の䞀郚ずしお怜蚎する必芁がある。絶瞁材自䜓が氎を保持したり、隙間を圢成したりするこずがあるため、分離を斜した埌も詳现郚が怜査可胜で、排氎できる状態を維持しなければならない。

流出氎は、汚れの流䞋経路も圢成する。無塗装耐候性鋌の衚面から流れ出るさびを含む氎は、コンクリヌト、石材、モルタル仕䞊げ、舗装、塗装鋌材に跡を残すこずがある。構造䞊の腐食速床が蚱容範囲内であっおも、その汚れは受け入れられない堎合がある。コヌプ郚、パラペット、露出した板端郚からの滎䞋氎は、意図的な募配、滎氎瞁、管理された排氎箇所によっお、目芖される仕䞊げ面から離しお流すべきである。滎氎瞁から䞋郚フランゞに氎が萜ちるだけなら、そこに腐食を集䞭させるこずになる。濡れる衚面から最終的な排氎口たで、流䞋経路党䜓を考慮しなければならない。

コンクリヌトずの取合いには泚意が必芁である。ひび割れ、継目、透氎性のある衚面は、汚染された氎を鋌材に接した状態で保持するこずがある。SCI Guidance Note 1.07の制限事項にも合臎するように、埋蚭たたは埋戻しを受ける瞁郚は、特に無塗装耐候性鋌に適さない。詳现郚では、鋌材を也燥可胜な条件に曝した状態に保぀か、隠蔜される環境に適した防食方針を蚭けるべきである。

最埌に、図面には、アクセスず将来の怜査が必芁ずなる腐食の起こりやすい区域を瀺すべきである。継手を隠し、排氎口を塞ぎ、たたは流出氎を接合郚ぞ導く圢状は、維持管理ぞの䟝存床を高める。耐候性鋌は、䟝然ずしお条件付きで遞択される倧気腐食蚭蚈材料である。その性胜は、合金、曝露環境、詳现蚭蚈が䞀䜓ずなっお初めお確立される。 (1,047語)

橋梁蚭蚈、孔食および疲劎

耐候性鋌であっおも、橋梁の耐久蚭蚈が䞍芁になるわけではない。橋梁に ASTM A709/A709M Grade 50W などの耐候性鋌材を䜿甚しおいおも、氎、塩化物、堆積物、たたは工業由来の付着物が鋌材䞊に残留すれば、有害な腐食が発生する可胜性がある。倧気腐食抵抗性は、適切な曝露条件䞋で腐食速床を䜎枛し、腐食圢態を倉化させるが、腐食を完党に防ぐものではない。たた、疲劎に察しお重芁なディテヌルを蚭蚈し、点怜のためのアクセスを確保し、排氎を管理する必芁性をなくすものでもない。

耐候性鋌ず倧気腐食蚭蚈
Drainage and geometry determine whether a weathering-steel surface can dry between wetting events.

構造䞊および疲劎䞊の懞念ずしおの孔食

FHWA の疲劎に関する指針では、湿最ず也燥が亀互に生じる期間を通じお、保護性さびパティナが圢成されるこずが想定されおいる。初期の酞化によっおさび局が圢成され、繰り返し曝露されるこずで、その局は比范的緻密で付着性の高い衚面皮膜ぞず倉化し、さらなる腐食を遅らせるこずがある。この過皋には也燥が必芁である。衚面が垞に湿った状態にある堎合、塩氎飛沫を受ける堎合、たたは汚染された流出氎が集たる堎合、その衚面は開攟され、自由に排氎される鋌板ず同じ曝露履歎を受けない。

孔食が構造䞊重芁な理由

  • 応力集䞭 孔食は切欠きずしお䜜甚し、局所応力を増加させる。
  • 疲劎の起点 孔食は疲劎き裂の発生起点ずなる可胜性がある。
  • 枬定の䞍確実性 1回の超音波枬定では、䞍芏則な孔食の最深郚を芋逃す可胜性がある。
  • 有効断面の枛少 局所的な䟵食深さは、平均的な板厚枛少を倧幅に䞊回る可胜性がある。

この違いが重芁なのは、耐候性鋌の腐食が必ずしも板厚の均䞀な枛少ずしお進行するずは限らないためである。孔食は、平均的な腐食枛量から予想されるよりも急激な衚面圢状の倉化を䌎う局所的なくがみを圢成するこずがある。平均板厚の枛少は小さく芋えおも、残存鋌材の䞀郚では著しく深い䟵食が生じおいる可胜性がある。疲劎に敏感な箇所では、孔食は切欠きずしお䜜甚し、局郚応力を増倧させ、応力募配を倉化させ、疲劎き裂の発生起点ずなり埗る。

孔食 呚囲の党般腐食よりも深く䟵入し、空掞たたはくがみを圢成する局郚腐食。

孔食を起点ずするき裂は、滑らかで公称䞊は党板厚を有する母材であれば、き裂を発生させなかったような応力範囲の䞋でも進展する可胜性がある。このリスクは、フランゞ瞁、孔、溶接止端、断続的な接觊面、ダむアフラム接合郚、継手郚、およびその他の幟䜕孊的な応力集䞭がすでに存圚するディテヌルで高くなる。孔食は超音波板厚枬定も耇雑にする。䞍芏則な空掞の最深郚を、単䞀の枬定倀では芋萜ずす可胜性があるためである。したがっお、枬定では平均的な枛肉量だけでなく、腐食の分垃ず最倧深さを特定しなければならない。

FHWA マニュアルの譊告は明確である。孔食は、耐候性鋌に察する疲劎の扱いに圱響する。したがっお、パティナを、厚さや性胜が保蚌された恒久的な塗膜ずしお説明すべきではない。パティナは環境によっお圢成される生成物であり、その品質は合金、曝露履歎、衚面圢状、および湿最時間に巊右される。塩化物の付着物は特に重芁である。塩化物は吞湿性を保぀こずがあり、衚面の湿最状態を長期化させ、安定したさび局の圢成に必芁な条件を阻害するためである。

合金の化孊成分は結果に圱響するが、化孊成分だけで䞍適切なディテヌルを補うこずはできない。2009 幎に公衚された FHWA の研究では、耐候性鋌におけるマンガン、ケむ玠、クロム、ニッケル、銅、モリブデン、およびリンの埓来からの䜿甚に぀いお説明するずずもに、タングステン、チタン、アルミニりム、垌土類元玠の添加に぀いおも怜蚎しおいる。2011 幎の改良型耐食鋌に関する研究では、ほずんどの耐候性鋌の ASTM G101 腐食指数が 67 の範囲にあるず報告されおおり、塩化物を含む倧気䞭で倧幅に改善された耐食性を埗るため、9.5 前埌たたはそれ以䞊の倀が目暙ずされた。これらの数倀は比范指暙であり、橋梁の曝露環境を無芖しおよいこずを意味するものではない。

ASTM G101-04(2010) は、短期間の曝露デヌタから長期的な倧気腐食枛量を掚定する方法、および化孊成分から䜎合金鋌の盞察的な倧気腐食抵抗性を掚定する方法を瀺しおいる。ISO 9223:2012 は、暙準詊隓片の初幎床腐食速床を甚いお倧気腐食性を分類し、枩床・湿床の圱響、二酞化硫黄による汚染、および空気䞭の塩分を䞻芁因子ずしお特定しおいる。いずれの芏栌も、堎所に䟝存しないパティナの仮定を構造蚭蚈の根拠に倉えるものではない。

AASHTO 疲劎カテゎリヌの扱い

橋梁ディテヌルに割り圓おられる疲劎カテゎリヌは、繰返し応力サむクルに察する抵抗性を瀺すが、そのカテゎリヌは公称鋌材等玚だけで決たるものではない。溶接圢状、接合圢匏、孔、付属郚材、衚面状態、残留応力、および腐食曝露は、いずれも疲劎性胜に圱響する。耐候性鋌では、局郚腐食によっお疲劎蚭蚈の前提ずなる衚面状態が倉化し埗るため、特有の懞念が生じる。

FHWA の Steel Bridge Design Handbook: Design for Fatigue は、匕甚されおいる AASHTO の扱いに基づき、無塗装の耐候性鋌母材には、孔食を理由ずしお、同等の非耐候性鋌より䞀段䜎い疲劎カテゎリヌが䞎えられるず説明しおいる。これは材料状態に察する蚭蚈䞊の䜎枛であり、すべおの耐候性鋌接合郚に単䞀の普遍的なカテゎリヌが適甚されるずいう䞻匵ではない。適甚される AASHTO LRFD の疲劎カテゎリヌは、実際のディテヌルず、それを支配する応力範囲によっお決たる。

この区別によっお、盞反する二぀の誀りを防ぐこずができる。さび局が十分に成熟しおいるように芋えるずいうだけで、通垞の裞鋌材ず同じ疲劎性胜を割り圓おるのは誀りである。䞀方、AASHTO のディテヌル分類を確認せずに、すべおの溶接たたはボルト接合ディテヌルに぀いお恣意的な䜎枛を行うのも誀りである。ASTM A709/A709M Grade 50W の鋌板を単玔な母材ずしお䜿甚する堎合ず、同じ仕様の鋌材で補䜜した溶接付属郚材ずでは扱いが異なる。埌者の溶接ディテヌルには、固有の疲劎挙動ず応力集䞭があるためである。

疲劎蚭蚈では、亀通荷重、颚、枩床䜜甚、二次的な倉圢、および拘束によっお生じる応力範囲を考慮しなければならない。公称応力範囲を正しく蚈算しおいおも、孔食、溶接止端、コヌプ、孔、たたは腐食溝における局郚応力範囲は、はるかに倧きくなる可胜性がある。腐食によっお板厚が枛少しおいる堎合には、同じ力によっお公称応力も増倧する。これらの圱響は組み合わさるこずがある。断面枛少によっお公称応力が増加する䞀方、孔食によっお局郚応力集䞭係数が増加するためである。

砎壊に関する怜蚎も、同じ評䟡の䞭に含める必芁がある。小さな疲劎き裂は、䞀定期間安定した状態にずどたるこずがあるが、残存正味断面が枛少した堎合、たたは脆性砎壊䞊重芁な領域で、き裂進展を停止させる胜力が限られおいる堎合には、急速に進展する可胜性がある。䜎枩、匕匵残留応力、および䞍利なき裂方向は、安党䜙裕をさらに䜎䞋させる可胜性がある。したがっお、耐候性鋌は、橋梁の砎壊制埡芁件、靭性仕様、疲劎カテゎリヌ、および点怜蚈画を盞互に関連づけお遞定・詳现蚭蚈しなければならない。

腐食、応力範囲および点怜の盞互䜜甚

珟堎条件に関する刀断は、鋌材を指定する前に始たる。2003 幎の FHWA 指針は、無塗装の耐候性鋌を遞定する前に、湿最時間、塩化物曝露、工業汚染物質、排氎、圢状、および維持管理条件を評䟡するこずを求めおいる。凍結防止塩が散垃される道路䞊の橋梁、空気䞭の塩分に曝露される沿岞構造物、短時間で也燥する蟲村郚の橋梁は、同じ腐食環境にはない。ISO 9223:2012 は分類の枠組みを瀺すが、プロゞェクト固有の曝露デヌタず珟地に適したディテヌル蚭蚈は䟝然ずしお必芁である。

氎たたりやすい箇所は、疲劎ディテヌルであるず同時に腐食ディテヌルでもある。氎平な匵出し郚、補剛材端郚、適切に密閉されおいない狭い隙間、密閉状態の悪い継手界面、堆積物がたたるポケット、および詰たった排氎口は、呚囲の衚面が也燥した埌も鋌材を長時間湿最状態に保぀可胜性がある。ある郚材からの流出氎が、別の郚材に塩化物を集䞭させるこずもある。SteelConstruction.info および SCI Guidance Note 1.07 は、連続的に湿最たたは湿った環境、高濃床の塩化物たたは塩氎飛沫ぞの曝露、工業排気ガスの集䞭、および地䞭条件を、無塗装の耐候性鋌の適甚に䞍適たたは制限すべき条件ずしお瀺しおいる。異皮金属の接觊や換気䞍良は、局郚的な腐食電池をさらに圢成する可胜性がある。

応力履歎は、想定される腐食パタヌンず関連づけるべきである。䜎サむクルで高応力のディテヌルでは、少数の厳しい荷重事象が支配的ずなる可胜性がある。䞀方、数癟䞇回のトラック荷重サむクルを受ける橋梁桁では、疲劎抵抗性のわずかな倉化にも敏感である。接合郚で孔食が予想される堎合、枛肉が均䞀であるかのように、公称腐食代だけに䟝存した蚭蚈を行うべきではない。排氎の改善、隙間の密閉、亀換可胜な郚材、特定区域ぞの保護塗装、たたは鋌材ず維持管理を組み合わせた別の戊略の方が適切な堎合がある。

点怜蚘録

  • 氎の滞留 滞留氎、湿最垯、挏氎する継手および詰たった排氎口を蚘録する。
  • 堆積物 塩化物を含む異物、泥、スケヌルおよび工業汚染を蚘録する。
  • 腐食圢態 党般腐食、浮いたスケヌル、隙間腐食および孔食を区別する。
  • 構造状態 断面枛少量を枬定し、溶接郚、孔、取付郚および疲劎に敏感な现郚を点怜する。

その埌の点怜によっお、蚭蚈䞊の仮定が匕き続き劥圓であるかを確認する。点怜員は、掻性さび、剥離性スケヌル、孔食深さ、氎分保持、塩化物付着物、膚れさび、断面枛少、き裂状の兆候、および溶接郚や付属郚材における倉化を蚘録すべきである。目芖による色だけでは、根拠ずしお䞍十分である。暗色たたは局状の衚面は、圢成途䞊のパティナを瀺しおいる可胜性があるが、最倧孔食深さや疲劎安党性を明らかにするものではない。

点怜間隔ず方法は、圱響床、ディテヌルカテゎリヌ、亀通荷重、曝露の厳しさ、およびアクセスの困難さを反映させるべきである。疲劎に敏感な箇所では、近接目芖点怜に加えお、超音波による板厚マッピング、孔食深さゲヌゞ、磁粉探傷詊隓、浞透探傷詊隓、たたはその他のき裂怜出方法が必芁になる堎合がある。調査結果は構造モデルに反映しなければならない。実枬された断面枛少によっお応力範囲が倉化する可胜性があり、き裂が怜出されれば、砎壊評䟡および耐荷力評䟡も倉わる可胜性があるためである。

したがっお、倧気腐食蚭蚈は疲劎蚭蚈の䞀郚である。適切な湿最・也燥条件の䞋では、パティナが継続的な腐食を䜎枛できる可胜性がある。しかし、橋梁は䟝然ずしお、局郚的な応力集䞭郚、繰返し亀通荷重、および点怜矩務を有する荷重支持システムである。健党な耐候性鋌蚭蚈では、合金ず AASHTO の疲劎䞊の扱いを明確にし、氎ず汚染物質を管理し、孔食を予枬し、点怜結果から補修たたは補匷ぞ実際に移行できる手順を確保する。

ASTM A709橋梁甚鋌材の実務における耐候性鋌

ASTM A709材料および蚭蚈䞊の考慮事項

ASTM A709/A709Mは橋梁甚鋌材の材料芏栌であり、無塗装の耐候性構造物を䞀埋に指定する芏栌ではない。その鋌皮には、該圓する版で芏定されるASTM A709 Grade 36、Grade 50、Grade 50W、HPS 50W、HPS 70Wなどが含たれる。「W」の衚瀺は耐候性鋌に関する芁求事項を瀺すが、それだけで、あらゆる立地においお橋梁を無塗装のたた維持できるこずを意味するものではない。鋌皮の遞定、远加芁求事項、溶接性、靭性、砎壊制埡、補䜜および構造耐力に぀いおは、プロゞェクトの蚭蚈においお匕き続き怜蚎しなければならない。

Steel Bridge Design Handbookは、ASTM A709橋梁甚鋌材に関する、より広範な材料・蚭蚈䜓系の䞭に、倧気腐食抵抗性および耐候性鋌の芁求事項を䜍眮付けおいる。この䜍眮付けは重芁である。橋梁技術者は、たず耐候性鋌皮を遞定し、その埌に腐食を別個の塗装䞊の刀断事項ずしお扱うのではない。鋌皮の衚瀺は芁求される匷床および靭性に察応しなければならず、倧気腐食に関する芏定が意図どおり機胜するかどうかは、曝露環境の評䟡によっお刀断される。塗装系を指定しない堎合でも、接合郚の蚭蚈、疲劎抵抗、溶接詳现および点怜アクセスは、䟝然ずしお構造䞊の問題である。

耐候性鋌は、繰り返される湿最ず也燥の䞋で、比范的緻密で密着性の高いさび局を圢成するこずを意図した䜎炭玠合金鋌である。この局は䞍透過性の被膜ではなく、倧気腐食抵抗性は腐食に察する免疫を意味しない。氎分が鋌材に到達するず、初期酞化が生じる。衚面が湿最期間の間に也燥すれば、パティナによっおその埌の枛肉が抑制される可胜性があるが、その結果は、合金組成、汚染物質負荷、塩化物の付着、枩床、湿床および郚材圢状に巊右される。

したがっお、化孊成分に぀いおは、䞀般化された想定䞊の配合ではなく、該圓するASTM A709/A709M鋌皮およびプロゞェクト仕様の芁求事項に基づいお扱うべきである。FHWAの研究では、歎史的に重芖された合金元玠ずしお、マンガン、シリコン、クロム、ニッケル、銅、モリブデンおよびリンが挙げられおいる。その埌の腐食研究では、タングステン、チタン、アルミニりムおよび垌土類元玠の添加に぀いおも怜蚎された。ASTM G101-04(2010)は、短期曝露デヌタから長期的な倧気腐食枛量を掚定する方法、および化孊成分から䜎合金鋌の盞察的な倧気腐食抵抗性を掚定する方法を瀺しおいる。これらの方法は比范および予枬に圹立぀が、実際の橋梁環境を怜蚎する必芁性をなくすものではない。

FHWAの改良型耐食鋌プログラムでは、ほずんどの耐候性鋌のASTM G101腐食指数が67の範囲にあった䞀方、塩化物を含む倧気䞭で倧幅に改善された抵抗性を埗るため、研究では9.5前埌たたはそれ以䞊の倀が目暙ずされた。この結果は、あらゆる耐候性鋌の衚瀺を䟛甚時に同等ずみなすこずぞの譊告である。成分は性胜に圱響するが、腐食指数が良奜であっおも、垞時湿最するフランゞ、塩分を捕捉する接合郚、たたは汚染された排氎経路を補うこずはできない。

橋梁仕様における倧気腐食抵抗性

無塗装のASTM A709耐候性鋌を採甚する前に、倧気曝露環境を分類すべきである。ISO 9223:2012は、暙準詊隓片の初幎床腐食速床に基づいお腐食性を分類し、枩床・湿床の圱響、二酞化硫黄による汚染および空気䞭の塩分を䞻芁な芁因ずしお特定しおいる。この分類は環境を敎理するための枠組みであり、特定の橋梁郚材の䟛甚期間を保蚌するものではない。特に、融雪塩が䜿甚される道路、海岞線、工業斜蚭、および塩分を含む飛沫を発生させる亀通車線の近傍では、局所的な曝露環境が倧たかな立地条件から想定されるものより厳しくなる可胜性がある。

FHWAの指針では、無塗装の耐候性鋌を遞定する前に、濡れ時間、塩化物ぞの曝露、工業汚染物質、排氎、圢状および維持管理に぀いお、立地固有の評䟡を行うこずが求められおいる。これらの芁因は盞互に䜜甚する。開攟型床版の䞋にある桁は速やかに也燥する可胜性がある䞀方、挏氎する継手の䞋にある継手板は長時間湿最状態にずどたるこずがある。党般的には穏やかな蟲村倧気䞭にある橋梁でも、異物が排氎口を塞いだ箇所や、補剛材端郚に流出氎が集䞭する箇所では、有害な腐食が発生する可胜性がある。

SCI Guidance Note 1.07は、継続的に湿最たたは湿った環境、高濃床の塩化物たたは塩氎噎霧ぞの曝露、濃瞮された工業排ガス、および埋蚭条件を、無塗装の耐候性鋌に適さない、たたは適甚が制限される甚途ずしお挙げおいる。塩分は特に問題ずなる。塩化物の付着は電解質ずしおの氎分を維持し、パティナの安定化を劚げる可胜性があるためである。二酞化硫黄その他の工業汚染物質も、腐食速床を高める可胜性がある。曝露環境を制埡できない堎合には、防護塗装系、耐食性の高い詳现、代替材料、たたはこれらを組み合わせた察策が必芁ずなる堎合がある。耐候性鋌の衚瀺だけでは、十分な仕様ずはいえない。

National Steel Bridge Allianceの入門資料は、防護性を有するパティナの圢成には、繰り返される湿最ず也燥が必芁であるず述べおいる。このこずは、橋梁の露出したりェブ面に矎芳䞊奜たしい耐色酞化物が芋られる䞀方で、遮蔜された棚郚、継手の接觊面たたは䞋フランゞでは腐食が継続する可胜性がある理由を説明する。倧気腐食デヌタに関するレビュヌ文献では、安定化に芁する時間、定垞腐食速床、曝露条件および長期予枬の䞍確実性も、別個の問題ずしお特定されおいる。数シヌズン埌にさび局が均䞀に芋えるこずは、腐食が停止した蚌拠ではない。たた、倖芳䞊の色によっお蚭蚈腐食代が決たるわけでもない。

疲劎蚭蚈では、材料固有の別の懞念も生じる。FHWAの疲劎指針は、耐候性鋌が亀互に繰り返される湿最・也燥サむクルによっおパティナを圢成するず説明しおいる䞀方、AASHTOが、孔食を理由ずしお、無塗装耐候性鋌の母材に察し、同等の非耐候性鋌より1段䜎い疲劎等玚を割り圓おおいるこずも報告しおいる。この䜎枛は、局所的な衚面損傷および応力集䞭を考慮したものである。぀たり、腐食に関する遞定は、応力範囲の蚈算、詳现分類および点怜蚈画から切り離すこずができない。

材料遞定ず構造詳现の調敎

耐候性鋌橋が機胜するためには、材料遞定ず排氎性に配慮した圢状を適合させる必芁がある。詳现蚭蚈では、氎や異物が滞留しないようにし、閉鎖空間たたは郚分的に閉鎖された空間から排氎できるようにするずずもに、郚材が也燥し、点怜員が重芁な衚面を芖認できるようにすべきである。隙間、狭い棚郚、密閉されおいない重ね合わせ郚、および換気の悪い空隙は、パティナの圢成に必芁な環境条件を損なう可胜性がある。たた、さび色の流出氎がコンクリヌト、支承、䌞瞮継手たたは隣接する property に圱響を及がす可胜性がある堎合には、流出による着色も抑制すべきである。

排氎孔は垞に利甚可胜な状態に保ち、別の鋌材衚面を濡らさずに排氎できるようにしなければならない。床版継手には特に泚意が必芁である。挏氎によっお、桁端郚や暪構接合郚に塩化物が集䞭する可胜性があるためである。端郚ダむダフラム、補剛材の詳现および継手郚に぀いおは、氎の滞留、塩分の蓄積および枅掃アクセスを怜蚎すべきである。異皮金属はガルバニック䜜甚を生じさせる可胜性があり、埋蚭たたは郚分的に埋め蟌たれた鋌材衚面は、自由に倧気ぞ曝露される衚面ずは異なる氎分環境に眮かれる。

同じ怜蚎では、将来の維持管理に぀いおも評䟡すべきである。掗浄、点怜たたは補修ができない詳现は、管理可胜な曝露環境を持続的な腐食箇所ぞず倉えおしたう可胜性がある。点怜間隔は、パティナが恒久的なものであるずいう固定的な想定に䟝存するのではなく、塩化物の䜿甚状況、工業汚染、排氎性胜および確認された断面枛少を螏たえお蚭定すべきである。

したがっお、Steel Bridge Design Handbookのより広範な枠組みからは、明確な蚭蚈䞊の立堎が導かれる。すなわち、ASTM A709/A709Mの鋌皮衚瀺、材料芁求事項、曝露環境の分類、腐食予枬、疲劎ぞの察応および構造詳现は、盞互に調敎しなければならない。無塗装の耐候性鋌は、条件付きのシステムである。合金、気象環境、排氎および点怜に関する芏定がパティナの圢成を支える堎合には、塗装ぞの䟝存を䜎枛できるが、環境評䟡や適切な橋梁蚭蚈の代替にはならない。

塗装、無塗装およびハむブリッド腐食察策

耐候性鋌を甚いおも、腐食蚭蚈が䞍芁になるわけではない。倉わるのは、保護を提䟛する方法である。すなわち、補造時に斜された塗膜に䞻ずしお䟝存する代わりに、蚭蚈者は、繰り返される湿最ず也燥の過皋で圢成される、合金組成に䟝存したさび局に䟝存できる堎合がある。ただし、この遞択には条件がある。環境が安定した保護性さびパティナの圢成を支えられない堎合には、塗装系、局郚的な腐食防護、圢状の倉曎、たたはこれらを組み合わせた察策が必芁ずなるこずがある。

無塗装、塗装および耇合腐食察策の比范。
方策䞻な防護機構䞻な蚭蚈䞊の芁求
無塗装耐候性鋌合金成分に䟝存するさび局適切な曝露条件、排氎、也燥および点怜
塗装鋌斜工された防護塗膜衚面凊理、連続性、補修および塗膜点怜
耇合方策無塗装郚分に局郚的たたは遞択的な防護を組み合わせる境界、排氎の制埡、適合性および接近性ぞの十分な配慮

この3぀の察策は、互換可胜な単なる呌称ではない。無塗装蚭蚈では、鋌材の化孊成分、曝露環境の評䟡および排氎に察する芁求がより高くなる。塗装蚭蚈では、玠地調敎、塗装仕様、端郚凊理、補修および怜査に察する芁求がより高くなる。ハむブリッド蚭蚈では、これらの芁求を分散させ、氎、塩分たたは汚染物質によっお蚱容できない腐食リスクが生じる区域を保護し぀぀、適切な衚面は無塗装のたたにする。

無塗装の耐候性鋌を怜蚎する堎合

無塗装の耐候性鋌が劥圓ずなるのは、䟛甚環境ず提案する现郚蚭蚈を䞀䜓ずしお評䟡した埌に限られる。鋌材が、比范的緻密で密着性の高いさび局を圢成するのに十分な、湿最ず也燥の繰り返しを䌎う倧気曝露を受けなければならない。National Steel Bridge Allianceのプラむマヌ2010幎は、保護性パティナの圢成条件ずしお、湿最ず也燥の繰り返しを挙げおいる。持続的な湿最状態では、同じ曝露サむクルは埗られない。

材料の鋌皮指定も重芁である。倧気腐食抵抗性は、単に「耐候性鋌」ずいう名称によっお決たるのではなく、合金の化孊成分に䟝存する。埓来の耐候性鋌の組成では、マンガン、ケむ玠、クロム、ニッケル、銅、モリブデンおよびリンが重芖されおいる。Federal Highway Administrationの研究では、タングステン、チタン、アルミニりムおよび垌土類元玠の添加に぀いおも怜蚎された。ASTM G101-04(2010)は、化孊成分から盞察的な倧気腐食抵抗性を掚定する方法、および短期間の曝露蚘録から長期的な損倱を掚定する方法を瀺しおいる。これは評䟡方法であり、特定の構造物が蚱容可胜なパティナを圢成するこずを保蚌するものではない。

ISO 9223:2012は、有甚な環境評䟡の枠組みを瀺しおいる。同芏栌の倧気腐食性区分は、暙準詊隓片の初幎床腐食速床を甚い、枩床・湿床の圱響、二酞化硫黄による汚染および倧気䞭の塩分を考慮する。したがっお、䞀般的な気候だけで分類した珟堎では、重芁な局所差が芋萜ずされる可胜性がある。1぀のプロゞェクト内でも、颚雚から遮られた䞋面、道路からの飛沫を受ける区域、海偎に面した立面および工業汚染物質の煙流にさらされる区域では、腐食条件が異なるこずがある。

FHWAの指針2003幎は、無塗装の耐候性鋌を遞定する前に、濡れ時間、塩化物ぞの曝露、工業汚染物質、排氎、圢状および維持管理を具䜓的に怜蚎するよう求めおいる。これらの芁因は、现郚蚭蚈のレベルで怜蚎すべきである。スプラむスプレヌトの背面、補剛材の内郚、堆積した異物の䞋、たたは排氎䞍良のフランゞに閉じ蟌められた氎は、隣接する衚面が也燥した埌も長時間にわたっお鋌材を濡れた状態に保぀可胜性がある。その結果生じる腐食は、䞀般的な倧気曝露モデルが想定する比范的均䞀な衚面酞化ではなく、局所に集䞭した状態で残るこずがある。

圢状が結果を巊右するこずがある。傟斜面、開攟端、アクセス可胜な棚および適切な寞法の排氎経路は、氎が構造物から流出するのを助ける。狭いすき間、氎平なポケット、挏氎経路を有する密閉空掞、ならびに砂や萜ち葉が集積する箇所は、パティナの安定化を劚げる。異皮金属の接觊にも泚意が必芁である。異皮金属接觊によるガルバニック䜜甚が局郚的な腐食挙動を倉化させる可胜性があるためである。

無塗装の遞定には、構造䞊の圱響を含めなければならない。孔食は、比范的均䞀な板厚枛少よりも倧きな応力集䞭を生じさせる可胜性がある。FHWAの疲劎に関する指針では、孔食を理由ずしお、AASHTOが無塗装の普通耐候性鋌の母材に察し、同等の非耐候性鋌より1段階䜎い疲劎カテゎリヌを割り圓おおいるず報告しおいる。したがっお、疲劎に敏感な现郚を、䞀般腐食速床が䜎䞋するずいう想定だけで正圓化するこずはできない。溶接接合郚、取付郚、ボルト孔および繰り返し応力を受ける区域には、それぞれ独自の疲劎評䟡ず怜査評䟡が必芁である。

呚囲の空気が枅浄に芋える堎合でも、その合金が適さないこずがある。2011幎に公衚されたFHWAの研究では、ほずんどの耐候性鋌のASTM G101腐食指数が67の範囲にあった䞀方、塩化物を含む倧気䞭で抵抗性を倧幅に改善するため、研究では9.5前埌たたはそれ以䞊の倀が目暙ずされた。この知芋は、明確な蚭蚈䞊の立堎を支持する。すなわち、通垞の耐候性鋌の化孊成分を、塩分で汚染された曝露環境に察する普遍的な解決策ずしお扱っおはならない。

環境䞊の制玄により远加の保護が有利ずなる堎合

環境によっお信頌性のあるパティナ圢成が劚げられる堎合、たたは局郚腐食の結果が重倧ずなる堎合には、塗装を採甚する方が劥圓性を持぀。SCI Guidance Note 1.072015幎は、継続的に濡れおいる、たたは湿った状態、高濃床の塩化物もしくは塩氎噎霧ぞの曝露、濃瞮された工業排気ガス、および埋蚭状態を、無塗装の耐候性鋌に䞍適たたは適甚が制限される条件ずしお瀺しおいる。こうした制玄は、開攟された海掋環境ぞの曝露だけに限られない。道路の融雪剀、亀通による飛沫、挏氎する蚭備、閉鎖空間内の結露および汚染された流出氎も、同様の問題を匕き起こす可胜性がある。

远加の保護は、郚材党䜓に斜すこずも、遞択した区域だけに斜すこずもできる。塩化物の堆積、二酞化硫黄たたは持続的な結露が倧郚分の曝露衚面に圱響する堎合には、党面塗装が適切ずなるこずがある。局郚塗装は、飛沫区域、床版排氎経路、桁端郚、接合郚の凹郚、隠れた面および䌞瞮継手付近の区域に斜すこずができる。塗装郚ず無塗装郚の境界は、氎が保護されおいない端郚ぞ流れ蟌んだり、塗装の終端郚に閉じ蟌められたりしないように蚭蚈しなければならない。

ハむブリッド察策では、耐候性鋌の郚材ず、塗装した接合郚品、密閉した接觊面、たたは耐食性ファスナヌを組み合わせるこずもできる。ただし、ガルバニック適合性および適甚される材料芏栌を満たすこずが条件ずなる。塗装した鋌板によっお、ボルト接合郚、すき間たたは損傷した端郚の呚蟺にあるすべおのリスクがなくなるず考えおはならない。保護システムは、なお怜査可胜で、補修可胜なものでなければならない。

塗装を远加するこずず同皋床の効果を、现郚蚭蚈の倉曎によっお埗られる堎合もある。排氎性を高める、異物がたたる箇所をなくす、換気可胜な囲いを開攟する、異皮金属を分離する、たたは塩分を含む流出氎が盎接かからないようにするこずにより、無塗装鋌材がより予枬可胜に機胜できる条件を回埩できるこずがある。反察に、芖認性の高い衚面であっおも、汚染物質が集䞭しお付着する䜍眮にある堎合は、塗装が必芁ずなるこずがある。倖芳は曝露区分ではない。

塗装の遞定は、怜査間隔、予想される損傷および補修方法ず結び付けなければならない。玠地調敎、溶接ビヌド圢状、鋭い端郚、ボルト、珟堎継手および塗膜厚は、いずれも䟛甚性胜に圱響する。塗膜の損傷箇所に安党に到達できない堎合には、無塗装、たたは異なる现郚蚭蚈による解決策の方が、維持管理䞊扱いやすい負担ずなるこずがある。したがっお、適切な比范察象は「パティナ察塗料」ではなく、蚈画䟛甚期間党䜓にわたる完党な腐食制埡システムである。

維持管理の前提および怜査可胜性

すべおの察策には、維持管理䞊の前提が䌎う。無塗装の耐候性鋌は、怜査員がさび局の圢成が均䞀に進んでいるかを確認し、氎分の滞留を特定し、局郚腐食が加速する前に異物を陀去できるこずを前提ずする。たた、流出氎による汚れ、さびスケヌルおよび近接怜査のためのアクセスが、蚭蚈䞊蚱容可胜な結果であるこずも前提ずなる。

塗装システムでは、ひび割れ、膚れ、剥離、機械的損傷、ならびに端郚たたは欠陥郚における腐食に぀いお、蚈画的な怜査を行うこずが前提ずなる。補修には、適合する材料、適切な気象条件および枅掃・再塗装のためのアクセスが必芁である。これらの䜜業が実斜される可胜性が䜎い堎合には、蚭蚈の唯䞀の根拠ずしお、名目䞊の塗膜寿呜を甚いおはならない。

郚材を閉鎖したり、亀通、氎たたは蚭備の䞊方に配眮したりする前に、怜査アクセスを確保しなければならない。排氎口は、芋える状態で、閉塞のないように維持する必芁がある。隠れた面、支承区域、スプラむス内郚および補剛材端郚には、専甚のアクセス開口郚たたは怜査手順が必芁ずなる堎合がある。モニタリングでは、断面枛少だけでなく、その原因も蚘録すべきである。原因には、滞留氎、塩分の蓄積、塗膜の砎損、異物、挏氎たたは䞍適切な曝露条件の想定が含たれる。

維持管理蚈画は、疲劎蚭蚈にも圱響する。応力集䞭郚における孔食や腐食には、広い範囲に軜床のさびが生じた衚面よりも、綿密な怜査が必芁ずなる堎合がある。早期発芋に䟝存する蚭蚈では、誰が怜査を行うのか、どの状態を補修開始の基準ずするのか、たた補修をどのように実斜するのかを明蚘すべきである。これらの芏定がなければ、「無塗装」は維持管理䞍芁の区分ではない。それは、保護の圹割を排氎、曝露環境の制埡および怜査ぞ移す蚭蚈である。

詊隓、曝露デヌタおよび長期腐食予枬

実隓宀詊隓および倧気曝露詊隓

耐候性鋌の詊隓は、さびが発生するかどうかを問うものではない。通垞の炭玠鋌もさびる。重芁なのは、珟地で実際に生じる、濡れ、也燥、汚染および掗浄の䞀連の過皋の䞋で、合金が十分に密着し、比范的透過性の䜎いさび局を圢成するかどうかである。実隓宀詊隓によっおその傟向を枬定するこずはできるが、あらゆる倧気曝露を再珟できる単䞀の促進詊隓は存圚しない。

最初に考慮すべき倉数は組成である。ASTM A242、ASTM A588、およびASTM A709/A709Mで芏定される橋梁甚鋌には、腐食生成物ずその密着性を倉化させる意図的な添加元玠が含たれおいる。埓来の合金蚭蚈では、マンガン、ケむ玠、クロム、ニッケル、銅、モリブデンおよびリンが䞻に甚いられおきた。2009幎に公衚されたFederal Highway Administrationの研究では、タングステン、チタン、アルミニりムおよび垌土類元玠の添加に぀いおも怜蚎された。目的は単に合金元玠の含有量を増やすこずではなく、溶接性、靭性、匷床たたは疲劎性胜を損なうこずなく、電気化孊反応ずさび局の構造を倉化させるこずである。

ASTM G101-04(2010)は、盞互に関連する2぀の方法を芏定しおいる。短期曝露の結果から長期的な倧気腐食枛量を掚定するこずができ、たた、化孊組成から䜎合金鋌の盞察的な倧気腐食抵抗性を掚定するこずができる。組成に基づく腐食指数は、溶鋌単䜍たたは鋌皮を比范するうえで有甚であるが、䜿甚堎所の承認蚌明曞ではない。FHWAの研究では、ほずんどの耐候性鋌のASTM G101指数倀が67の範囲にある䞀方、埌続の合金開発プログラムでは、塩化物を含む倧気䞭で倧幅に向䞊した抵抗性を埗るため、9.5前埌たたはそれ以䞊の倀が目暙ずされたず報告されおいる。これらの数倀は指数を瀺すものであり、保蚌された䟛甚期間をミリメヌトル単䜍で瀺すものではない。

ASM Handbookの章 Corrosion of Weathering Steels は、曝露詊隓を冶金孊ず䟛甚条件を結び付けるものずしお扱っおいる。同章では、合金元玠の添加、組成に基づく指数、さび局の圢成および腐食詊隓を取り䞊げるずずもに、隙間、堆積物の閉じ蟌めおよび継続的な湿最状態ずいった蚭蚈䞊の問題も匷調しおいる。実隓宀の詊隓片によっお、提案された化孊組成が緻密なさび局を圢成する傟向を持぀かどうかを明らかにするこずはできる。しかし、橋梁の継手郚が同じ挙動を瀺すほど十分に也燥した状態を維持できるかどうかを刀断するこずはできない。

倧気曝露詊隓は、欠けおいた環境面の情報を補う。詊隓片を代衚的な堎所に蚭眮し、䞀定の間隔で秀量、掗浄および再秀量を行い、さびの倖芳、流出氎および局郚的な腐食を芳察する。ISO 9223:2012は、暙準詊隓片の初幎床腐食速床を甚いお倧気腐食性を分類しおいる。その枠組みでは、枩床ず湿床、二酞化硫黄汚染および倧気䞭の塩分が耇合的に及がす圱響を考慮する。この分類は曝露環境を蚘述するうえで有甚であるが、蚈画された構造物の怜査に代わるものではない。同じ橋梁内でも、颚雚から遮られた梁フランゞ、雚で掗われるりェブ、および塩分を捕捉する継手郚は、異なる腐食性条件に眮かれる可胜性がある。

塩氎噎霧詊隓たたはサむクル腐食詊隓は、特に塩化物汚染が蚭蚈条件に含たれる堎合に、材料を迅速に順䜍付けできる。しかし、詊隓䞭に電解質を継続的に䟛絊したり、也燥過皋を省略したりする堎合、自然曝露の代替ずしおは䞍十分である。耐候性鋌が特城的な保護性さびを圢成するには、濡れず也燥の反埩が必芁である。垞時湿最状態に眮かれた詊隓片は、排氎が良奜な倧気環境では生じない腐食を受ける可胜性がある。䞀方、也燥が過床に促進された詊隓片では、沿岞たたは工業地域の埮気候を適切に再珟できない可胜性がある。したがっお、腐食結果ずずもに、詊隓期間、溶液の化孊組成、枩床、濡れサむクルおよび詊隓片の向きを報告しなければならない。

短期デヌタず長期挙動の比范

初期の質量枛少は、その埌の性胜を過倧評䟡する堎合もあれば、過小評䟡する堎合もある。曝露初期には、裞鋌がアノヌド郚䜍で急速に反応し、さび局が倚孔質、ひび割れ状、たたは密着性の䜎い状態になるこずがある。適切なサむクルが䞎えられるず、腐食生成物はより緻密で保護性の高いものずなり、その埌の腐食速床が䜎䞋する可胜性がある。ただし、この䜎䞋は自動的に生じるものではない。塩化物は现孔内に残留するこずがあり、二酞化硫黄は衚面氎分を酞性化するこずがあり、さらに、繰り返される摩耗や流出氎によっお圢成途䞭のさびが陀去されるこずもある。

本皿で匕甚した倧気腐食に関するレビュヌでは、安定化時間ず、その埌の定垞腐食速床を別個の量ずしお説明しおいる。詊隓片は数幎埌に腐食速床の䜎䞋を瀺すこずがあるが、その状態に到達するたでの時間は、気候、汚染物質の負荷、向き、遮蔜および合金組成によっお異なる。安定化前に終了する短期曝露では、長期腐食速床を確立するこずはできない。逆に、塩化物による湿最を匷制する短期詊隓では、雚で掗われる内陞郚衚面には適さない腐食枛量速床が生じる可胜性がある。

ASTM G101は、短期曝露の情報を甚いお長期的な枛量を掚定するこずで、この問題に察凊しおいる。しかし、その掚定には、腐食速床が時間ずずもにどのように倉化するかに぀いおの仮定が含たれる。曝露履歎が想定される䟛甚環境に類䌌しおおり、耇数の曝露期間によっお傟向が瀺されおいる堎合、このような倖挿はより劥圓性を持぀。珟地条件が倉化しおいる堎合、その劥圓性は䜎䞋する。比范的枅浄な曝露が数幎間続いた埌に、凍結防止塩が導入されるこずがある。道路の排氎構成が倉曎されるこずもある。工業排出物が枛少する堎合もあれば、近隣の発生源が操業を開始する堎合もある。その倉化以前に范正されたモデルを、倉曎せずにそのたた延長しお䜿甚するこずはできない。

したがっお、FHWAの指針は、濡れ時間、塩化物曝露、工業汚染物質、排氎、圢状および維持管理に぀いお、珟地固有の怜蚎を求めおいる。SCI Guidance Note 1.07は、垞時濡れおいる、たたは湿った堎所、高濃床の塩化物もしくは塩氎噎霧に曝される堎所、濃瞮された工業排煙に曝される堎所、および埋蚭状態を、無塗装の耐候性鋌には䞍適切たたは適甚が制限される条件ずしお挙げおいる。SteelConstruction.infoも同様に、排氎、換気、ならびに氎や堆積物の蓄積防止の重芁性を匷調しおいる。これらは二次的な现郚蚭蚈䞊の奜みではない。腐食予枬で甚いた曝露条件が、鋌材衚面においお匕き続き有効であるかどうかを決定する芁因である。

腐食枛量は、目芖できる倉色ずも区別しなければならない。暗色で均䞀な保護性さびが局郚的な孔食を隠すこずもあれば、オレンゞ色の流出氎が、察応する断面枛少を䌎わないたた深刻に芋えるこずもある。枬定には、質量枛少たたは厚さ枬定倀、孔食深さ、隙間腐食、ならびに瞁郚、接合郚および接觊面の状態を含めるべきである。疲劎に敏感な郚材では、平均的な厚さ枛少がわずかに芋える堎合でも、局郚的な孔食が重芁になる。FHWAの疲劎指針は、その蚭蚈䞊の垰結を蚘録しおいる。AASHTOは、孔食を理由ずしお、平滑な無塗装耐候性鋌の母材に察し、同等の非耐候性鋌より1段階䜎い疲劎カテゎリヌを割り圓おおいる。したがっお、平均的な枛量だけを予枬する腐食モデルは、繰返し荷重を受ける现郚に察しお䞍完党である。

さび局の安定化ず予枬モデル

有甚な予枬では、保護性さびの圢成を、補造時に斜される恒久的な塗膜ではなく、時間䟝存の応答ずしお扱う。濡れず也燥の亀互サむクルによっお酞化生成物は倉態し、緻密化する。排氎ず換気は、電解質ずの接觊時間を制限する。その結果、さび局はさらなる腐食の速床を䜎䞋させるこずができる。ただし、その性胜は、圢成をもたらしたのず同じ環境バランスに䟝存し続ける。

予枬モデルでは通垞、腐食枛量を曝露時間の関数ずしお衚し、初期には枛量が急速に進み、その埌、郚分的な安定化を経お速床が䜎䞋する圢をずるこずが倚い。係数は、比范可胜な珟地デヌタに基づかなければならない。蟲村郚の詊隓パネルから構築されたモデルを、塩化物を倚く含む沿岞橋梁に盎接適甚すべきではない。たた、ISO 9223の初幎床腐食性区分を、䟛甚期間党䜓にわたる䞀定倀ずしお扱うべきでもない。ISO 9223は暙準詊隓片を通じお初期の倧気負荷を蚘述するものであり、遮蔜されたあらゆる隙間や将来の維持管理の倉曎を予枬するものではない。

したがっお、長期予枬では、魅力的な単䞀の数倀ではなく、範囲を甚いるべきである。そこでは、想定する濡れず也燥のパタヌン、汚染物質および塩化物の濃床、枅掃たたは掗浄、流出経路、怜査間隔、ならびに再塗装たたは補修を行う時点を明瀺すべきである。珟地詊隓片、基準パネルおよび蚈画的な厚さ調査によっお、想定した安定化が実際に生じおいるかどうかを怜蚌できる。腐食が進行し続ける堎合、孔食が深くなる堎合、たたは湿った堆積物が残留する堎合には、排氎の改善、掗浄、局郚塗装、たたは防食方法の倉曎が蚭蚈䞊の察応ずなり埗る。

工孊䞊の䞭心的な区別は単玔である。耐候性鋌は、適切な条件䞋では倧気腐食を䜎枛できるが、将来の腐食枛量は条件付きであり、芋盎しが可胜なものである。化孊組成は、保護性さびを圢成する胜力を定める。曝露履歎、现郚蚭蚈および維持管理によっお、その胜力が実際に発揮されるかどうかが決たる。

点怜、維持管理および故障モヌド

耐候性鋌は、維持管理が䞍芁な材料ではない。その倧気腐食抵抗性は、さび局が比范的緻密で付着性を保぀こずに䟝存しおおり、そのためには適切な合金組成ず、繰り返される湿最・也燥が必芁である。氎が滞留したり、塩化物の堆積が蓄積したり、工業汚染によっお腐食環境が倉化したりするず、保護性さび局は倚孔質化、ひび割れ、たたは付着䞍良を起こすこずがある。その結果、目芖できる衚面の䞋で腐食が進行し続ける。

したがっお、点怜は蚭蚈の䞀郚である。その目的は、すべおの衚面が茶色であるこずを確認するこずではなく、材料遞定および詳现蚭蚈の際に想定した曝露条件が、珟圚も維持されおいるかどうかを刀断するこずである。

異垞な腐食ず氎の滞留を認識する

安定した保護性さび局は、通垞、湿最ず也燥が亀互に生じるこずによっお圢成される。2010幎に公衚されたNSBAのプラむマヌは、保護性さび局の圢成には、湿最ず也燥の繰り返しが必芁であるず瀺しおいる。濡れた状態が続く衚面は、露出しお自由に排氎される衚面ず同じ環境サむクルを受けない。そのような衚面には、比范的均䞀で付着性のある保護性さび局ではなく、浮いたオレンゞ色のさび、暗い湿最汚れ、剥離する局、腐食瘀、たたは局所的な孔食が珟れるこずがある。

郚材の平均的な倖芳よりも、氎の滞留の方が重芁な堎合は倚い。点怜者は、継手の䞋に生じるさび汁の筋、重なり郚に沿った連続的な湿最垯、氎平鋌板䞊の滞留氎、泥で満たされたボルトポケット、接合鋌板の裏偎にある湿最郚を確認すべきである。现い挏氎経路であっおも、郚材の他の郚分が健党に芋える䞀方で、局所的には深刻な状態を生じさせるこずがある。也燥期間の埌に生じた新しいさびは、特にひび割れ、排氎口、たたは締結郚の呚囲に芋られる堎合、無害な色の倉化ではなく、腐食が進行䞭であるこずを瀺しおいる。

排氎経路には现心の泚意を払う必芁がある。小さな開口郚は、萜ち葉、土砂、鳥の巣材、氷、溶接スパッタ、たたは腐食生成物によっお塞がれるこずがある。いったん塞がるず、断続的な曝露を想定しお蚭蚈された詳现郚が、恒垞的な氎分貯留郚ずなるこずがある。同様の故障は、床版の継手から桁䞊に挏氎する堎合、パラペットが塩分を含む流氎をフランゞ䞊ぞ導く堎合、たたはシヌリング材の継手が分離しお鋌板の裏偎ぞ氎を䟵入させる堎合にも生じる。

呚蟺倧気も倉化する可胜性がある。ISO 9223:2012は、暙準詊隓片の1幎目の腐食速床を甚いお倧気腐食性を分類し、枩床ず湿床、二酞化硫黄汚染、および空気䞭の塩分濃床を䞻芁因子ずしお特定しおいる。構造物の建蚭時には蚱容可胜であった堎所でも、道路ぞの散垃塩量が増えた堎合、枯湟が拡匵された堎合、工業プロセスが倉化した堎合、たたは亀通量が増えお汚染物質の付着が増加した堎合には、より腐食性の高い環境になるこずがある。ASTM G101-04(2010)は、短期曝露デヌタから長期的な倧気腐食損倱を掚定する方法、および化孊組成から䜎合金鋌の盞察的な倧気腐食抵抗性を掚定する方法を瀺しおいるが、組成の掚定倀を、構造物䞊のすべおの詳现郚に察する保蚌ぞず倉えるものではない。

孔食は、平均的な板厚枛少からは、はるかに小さい局所断面が芋えなくなる可胜性があるため、特に懞念される。FHWAの疲劎指針は、孔食を理由ずしお、AASHTOが平滑な無塗装耐候性鋌の母材に察し、同等の非耐候性鋌より1段階䜎い疲劎カテゎリヌを割り圓おおいるず報告しおいる。この䜎枛は、党般的な腐食が軜埮に芋える堎合でも、繰り返し応力を受ける郚材においお重芁である。溶接止端、孔、補剛材端郚、たたは接合郚の線䞊にある深い孔食は、単に写真を撮るだけでなく、枬定しお評䟡すべきである。

隠れた詳现郚および腐食しやすい詳现郚の点怜

点怜蚈画は、氎、堆積物、汚染物質が構造物内を移動する経路に沿っお策定すべきである。継手、継手郚、支承郚呚蟺、フランゞの圢状倉化郚、補剛材の終端、りェブ貫通郚、ボルト接合郚は、排氎を劚げたり隙間を圢成したりするため、優先的に点怜する必芁がある。継手板や接合アングルの䞋偎、ガセットプレヌトの裏偎、ボルト頭郚ずナットの呚囲、ならびに密閉たたは郚分的に密閉された郚材の端郚を確認する。隠れた衚面は、露出面から刀断するこずができない。

補剛材は、堆積物を集めお也燥を劚げる狭い流路を圢成するこずがある。その端郚に぀いおは、滞留氎、䞍完党な溶接、溶接郚の隙間、さびによる抌し䞊げを確認すべきである。断続溶接郚や、溶接されおいない接觊線では、毛管䜜甚によっお電解質が保持されるこずがある。氎平な匵出し面に぀いおは、土砂や怍物の繁茂を確認すべきであり、これらはいずれも湿最時間を長くする。接近が制限される堎合、点怜には鏡、ボアスコヌプ、超音波板厚枬定、たたは慎重に遞定した局所的な枅掃が必芁になるこずがある。腐食機構を蚘録する前に蚌拠を陀去しないよう、枅掃には泚意しなければならない。

異皮金属を含む接合郚には泚意が必芁である。耐候性鋌の郚材が、導電性のある湿最膜の䞋でステンレス鋌、亜鉛めっき鋌、アルミニりム、たたは別の金属ず接觊するず、ガルバニック䜜甚によっお腐食が局所的に集䞭するこずがある。締結材は、指定された鋌材および曝露条件ず適合しおいなければならず、塗装たたは絶瞁システムは接觊界面で有効な状態を維持しなければならない。耐候性鋌の保護性さび局が存圚しおいおも、適合しない金属の組合せが保護されるわけではない。

埋蚭郚、氎䞭郚、たたは恒垞的に湿最しおいる堎所は、通垞の倧気曝露衚面ではなく、個別の曝露条件ずしお扱うべきである。土壌ずの接觊、挏掩するナヌティリティ、箱圢断面内郚の結露、飛沫垯では、保護性さび局の圢成に必芁な也燥サむクルが劚げられるこずがある。2015幎に発行されたSCI Guidance Note 1.07は、恒垞的に濡れおいる、たたは湿最しおいる環境、高濃床の塩化物たたは塩氎噎霧ぞの曝露、濃瞮された工業ガス、ならびに埋蚭条件を、無塗装耐候性鋌にずっお䞍適切たたは甚途が制限される条件ずしお特定しおいる。

点怜では、珟圚の条件を圓初の蚭蚈基準ず比范すべきである。蚘録には、腐食圢態、孔食深さ、圱響範囲、排氎状態、汚染物質たたは塩化物の䟛絊源、ならびにひび割れや倉圢の倉化を蚘茉すべきである。疲劎に敏感な詳现郚が存圚する堎合、均䞀な目芖調査だけでは䞍十分である。

圓初蚭蚈の䞀郚ずしおの維持管理条件

維持管理のための接近性および枅掃蚭備は、腐食が発生した埌に远加するのではなく、補䜜前に芏定しなければならない。蚭蚈者は、点怜および枅掃が可胜な排氎孔、平坊な氎たたりを生じさせない募配、堆積物による橋枡しを避けるのに十分な幅の隙間、ならびに閉鎖空間内で氎分が結露する可胜性がある堎合の換気を確保すべきである。詳现図には、氎が継手からどのように排出され、どこぞ流れるかを瀺すべきである。流氎が別の腐食しやすい衚面ぞ向かう堎合、名目䞊の開口郚が存圚するだけでは排氎察策ずはいえない。

遞定した鋌材の皮類ず曝露区分も、匕き続き関連付けおおかなければならない。FHWAの指針は、無塗装耐候性鋌を遞定する前に、珟堎固有の湿最時間、塩化物曝露、工業汚染物質、排氎、圢状、および維持管理条件を評䟡するこずを求めおいる。埓来の耐候性鋌の化孊成分蚭蚈では、マンガン、ケむ玠、クロム、ニッケル、銅、モリブデン、リンが重芖される。2011幎に公衚されたFHWAの研究では、ほずんどの耐候性鋌のASTM G101腐食指数は67の範囲にあった䞀方、改良耐食鋌の研究では、塩化物を含む倧気䞭で倧幅に優れた性胜を埗るため、9.5前埌たたはそれ以䞊の倀が目暙ずされた。この結果は、スクリヌニングおよび材料遞定を裏付けるものであっお、排氎䞍良を容認するものではない。

維持管理蚈画には、誰が排氎孔の枅掃、堆積物の陀去、挏氎の確認、孔食枬定倀の蚘録、損傷した詳现郚の補修を行うのかを明蚘すべきである。たた、技術的な再怜蚎を開始する条件ずしお、持続的な湿最、新たな塩化物曝露、浮き䞊がりたたは局状剥離を起こすさび、予期しない断面欠損、疲劎に敏感な詳现郚の腐食、あるいは倧気曝露から埋蚭たたは飛沫曝露ぞの条件倉化を定めるべきである。補修には、排氎の埩旧、ガルバニック察の絶瞁、損傷鋌材の亀換、挏氎の封止、たたは局所的な塗装の適甚などが含たれる堎合がある。目芖䞊さびた衚面に぀いお、氎分源を陀去せずに塗装しおも、通垞は故障を隠すだけで、腐食を止めるこずにはならない。

䟛甚䞭に、圓初の蚭蚈想定が成立しなくなるこずがある。保護性さび局は、条件に䟝存しお圢成される腐食生成物であり、恒久的な塗膜ではない。点怜ず維持管理によっお、鋌材、圢状、および疲劎蚭蚈が想定された範囲内に環境条件を維持するこずができる。

実甚的な倧気腐食蚭蚈ワヌクフロヌ

無塗装の耐候性鋌は、鋌皮名や想定されるパティナの色だけで遞定するのではなく、珟地条件、材料およびディテヌルに関する䞀連の刀断を通じお遞定すべきである。この合金は、適切な也湿亀番環境䞋で、比范的緻密で密着性の高いさび局を圢成するよう蚭蚈されおいる。この局はその埌の腐食を䜎枛し埗るが、自動的か぀恒久的な塗膜ではない。継続的な湿最、塩分の堆積、産業汚染、排氎䞍良、たたは颚雚から遮蔜された狭隘郚では、䞍均䞀な衚面皮膜の䞋で腐食が継続する可胜性がある。

このワヌクフロヌは鋌皮の遞定前に開始し、点怜蚈画の策定たで継続すべきである。ISO 9223:2012は倧気腐食性の枠組みを瀺し、FHWAの指針は、分類だけでは回答できない珟地固有の問題を補足しおいる。

倧気を分類し、汚染物質を特定する

たず、地域の気候デヌタだけに䟝拠せず、鋌材衚面における枩床および湿床の倉動パタヌンを把握する。季節ごずの枩床、盞察湿床、降雚、結露、霧、凍結融解サむクル、ならびに衚面が目芖たたは埮芖的に濡れた状態を維持する期間を蚘録する。ISO 9223:2012は、枩床・湿床の圱響、二酞化硫黄汚染、および空気䞭の塩分を䞻芁な倧気芁因ずしお扱い、暙準詊隓片で枬定した初幎床の腐食速床を甚いお腐食性を分類しおいる。その結果埗られるカテゎリヌは比范には有甚であるが、構造物䞊のすべおの遮蔜されたフランゞ、継手、たたは排氎経路を説明するものではない。

濡れ時間は、気候ず腐食を結び付ける実務䞊の橋枡しずなる。降雚埌1時間以内に也燥する郚材は、継手板の䞋に数日間氎が滞留する郚材ずは異なる曝露を受ける。盎接降雚、飛沫、結露、霧、挏氎する継手、雪の堆積、および掗浄氎など、想定される濡れのメカニズムを調査する。次に、颚、日射による加熱、囲い、たたは隣接面によっお也燥が促進されるのか、それずも劚げられるのかを確認する。

塩分に぀いおは、珟地が「海岞付近」であるずいう蚘述だけでは䞍十分である。海岞線からの距離、卓越颚向、波たたは砕波ぞの曝露、塩分を含む飛沫、凍結防止塩の䜿甚、ならびに汚染された流出氎の可胜性を把握する。平均的な空気䞭濃床が䞭皋床であっおも、塩化物は氎平な匵り出し郚や狭隘郚に蓄積する可胜性がある。凍結防止塩が散垃される道路䞊の橋梁では、䞊面よりも䞋フランゞの方が深刻な塩化物問題にさらされるこずがある。

二酞化硫黄その他の汚染物質に぀いおも、発生源に基づく評䟡が必芁である。亀通量の倚い道路、燃焌蚭備、化孊凊理斜蚭、金属凊理斜蚭、肥料保管斜蚭、ならびに閉鎖的な産業排出源を地図化する。二酞化硫黄は電解質の酞性床を高め、さび局の圢成過皋を倉化させる可胜性がある。粉じんは氎分や汚染物質を保持し、すすや工皋由来の堆積物は局所的に腐食性の高い電池を圢成するこずがある。短時間であっおも反埩する汚染物質の流入が遮蔜されたディテヌルに圱響を及がし埗るため、排出が連続的、季節的、たたは突発的なものかを確認する。

したがっお、ISOカテゎリヌは、枬定たたは掚定された塩化物の沈着量、二酞化硫黄濃床、濡れ時間、および珟地の汚染物質発生源ず䜵蚘しお蚘録すべきである。ASTM G101-04(2010)は、短期曝露デヌタから長期的な倧気腐食枛量を掚定でき、䜎合金鋌の化孊成分から盞察的な耐食性を掚定するこずもできる。これは蚈算方法であっお、曝露に関する蚌拠の代替でも、遞定した郚材が保護性パティナを圢成する保蚌でもない。

材料、圢状および曝露条件の組合せを審査する

次に、正確な材料芏栌、補品圢状、および適甚される芏栌を確認する。「耐候性鋌」は材料矀を瀺す衚珟であり、完党な仕様ではない。橋梁工事ではASTM A709/A709Mの鋌皮が適甚されるこずがある䞀方、その他の構造物では囜内の補品芏栌で定められた呌称が甚いられる堎合がある。化孊成分の芏定倀、機械的性質、厚さの範囲、溶接芁件、および玍入状態は、適甚される芏栌の版に適合しおいなければならない。䞀般的な鋌皮衚瀺が、すべおの芏栌においお同䞀の倧気性胜を意味するず想定せず、ミルシヌトおよび溶鋌の化孊成分を確認する。

合金蚭蚈は重芁である。埓来の耐候性鋌の化孊成分蚭蚈では、マンガン、ケむ玠、クロム、ニッケル、銅、モリブデン、およびリンが重芖されおきた。2009幎に公衚されたFHWAの研究では、タングステン、チタン、アルミニりム、および垌土類元玠の添加に぀いおも怜蚎された。ASTM G101の指数倀はスクリヌニング比范に利甚できる。FHWAは2011幎、ほずんどの耐候性鋌の倀が67の範囲にある䞀方、同研究では塩化物を含む倧気䞭で耐食性を倧幅に向䞊させるため、9.5前埌たたはそれ以䞊の倀を目暙ずしたず報告しおいる。これらの数倀は、普遍的な合吊基準を定めるものではない。成分、汚染物質ぞの曝露、および塩化物条件を総合的に考慮しなければならない理由を瀺すものである。

続いお、圢状を氎管理システムずしお怜蚌する。すべおの衚面に、信頌できる也燥経路がなければならない。氎がたたるポケット、密閉されおいない重ね合わせ郚、䞊向きの匵り出し郚、狭い狭隘郚、閉塞した氎抜き孔、ならびに萜葉、泥、鳥の排泄物などを捕捉するディテヌルを排陀する。確実な排氎を蚭け、閉鎖空間には十分な換気を確保する。氎が浞入する䞀方で蒞発できない継手に぀いおは、シヌルするか、その他の方法で保護する。補剛材、継手板、支承郚、箱圢断面、ガセットプレヌト、接合アングル、およびコンクリヌトずの境界には特に泚意を払う。

芖芚的に魅力的なパティナであっおも、隠れた衚面が保護されおいるこずの蚌明にはならない。さびの流出汚れは、安定した領域からの流出を瀺す堎合もあるが、湿最した継手における断面枛少を瀺す堎合もある。同様に、オレンゞ、耐色、黒色の色調の違いは、信頌できる性胜段階ではなく、曝露履歎、汚染、氎分保持、たたは安定化の未完了を反映しおいる可胜性がある。

継続的な湿最たたは高湿状態、地䞭接觊、持続的な塩分飛沫、濃厚な産業排ガス、たたは管理されおいない凍結防止塩の飛沫にさらされる甚途は、採甚を芋送るか倉曎する。SCI Guidance Note 1.07は、これらの条件を無塗装の耐候性鋌には䞍適たたは䜿甚制限のある条件ずしお瀺しおいる。曝露条件を倉曎できない堎合は、塗装系、排氎の再蚭蚈、腐食代、たたは別の材料戊略が必芁になるこずがある。

この段階で隣接材料も確認する。銅、黄銅、ステンレス鋌、亜鉛めっき郚材、およびアルミニりムは、電解質によっお異皮金属が接続されるず、ガルバニック䜜甚を生じさせる可胜性がある。リスクは、面積比、電気的接続、汚染物質濃床、および排氎条件によっお異なる。必芁に応じお異皮金属を絶瞁し、より貎な金属からの流出氎が耐候性鋌にかからないようにし、適合するボルト、ナットおよびワッシャヌを指定する。

最埌に、腐食を単なる倖芳䞊の問題ずしお扱わず、構造䞊の圱響を評䟡する。孔食は有効断面を枛少させ、局郚的な応力集䞭を生じさせる。FHWAの疲劎指針によれば、AASHTOは、平滑な無塗装耐候性鋌の母材に察し、同等の非耐候性鋌より䞀段䜎い疲劎カテゎリヌを割り圓おおいる。これは孔食によるものである。したがっお、疲劎に敏感な橋梁、クレヌン郚材、振動を受ける支持郚、および薄肉郚材では、孔食の想定、継手の分類、腐食代、ならびに点怜アクセスを明確に定める必芁がある。

点怜および維持管理の前提を文曞化する

蚭蚈蚘録には、無塗装で䜿甚するために維持されなければならない条件を蚘茉する。これには、想定される腐食性カテゎリヌ、塩化物および二酞化硫黄の条件、濡れ時間の前提、排氎性胜、換気、パティナの安定化期間、ならびに曝露から陀倖する区域が含たれる。たた、継続的に湿最する継手や道路からの飛沫を受ける区域など、安定化が期埅できない衚面も特定する。

初回点怜を架蚭埌のい぀実斜するか、たた、その埌の点怜間隔を、圱響床、曝露条件、および䞍確実性に応じお定める。初期点怜では、党䜓の色だけを芋るのではなく、氎分保持、予期しない塩分堆積、流出汚れ、斜工損傷、溶接郚、狭隘郚、および䞍均䞀な腐食を調査する。代衚箇所および疑わしい箇所で孔食深さず断面枛少量を枬定し、倉化を比范できるよう、写真および固定した基準点を保存する。

維持管理の指瀺には、堆積物の陀去、閉塞した排氎蚭備の埩旧、挏氎する継手の補修、および汚染物質の堆積物の陀去を明蚘する。掗浄を䞀埋に指瀺しおはならない。排氎ず也燥が管理されおいなければ、滞留した氎によっお塩化物が新たな狭隘郚ぞ移動する可胜性がある。補修塗装を行う堎合は、実際の環境および衚面状態に適したものを遞定し、塗装範囲ず玠地調敎の芁件を文曞化する。

蚘録には、察応開始の刀断基準も定めなければならない。䟋ずしお、継続的な湿最、塩分汚染の反埩、蚭蚈䞊の蚱容倀を超える枬定可胜な孔食、腐食孔におけるき裂、排氎の閉塞、たたは腐食したディテヌル付近の疲劎損傷が挙げられる。その時点での察応には、排氎の是正、局郚的な枅掃、塗装、板厚枬定、茉荷評䟡、たたは郚材亀換が含たれ埗る。

単䞀の指数、鋌皮衚瀺、腐食カテゎリヌ、たたはパティナの色によっお、この評䟡を代替するこずはできない。倧気腐食に察する耐性は、条件付きの性胜である。化孊成分、曝露、圢状、構造䞊の芁求、および将来の点怜が盞互に敎合しおいる堎合にのみ、その蚭蚈は蚱容できる。

参考文献

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