
ガス切断
鋼材のガス切断:板厚範囲・公差クラス・見積もりに必要な情報
ガス切断は、燃料ガスの炎で予熱した鋼材を純酸素の噴流で燃焼させて切断する加工法で、酸素切断やガス溶断とも呼ばれます。機械的に単純で低コストな工法であり、厚い炭素鋼板に最も適しています。本ページでは、結果を実際に左右する要素を扱います。対応可能な板厚と材質、該当する公差クラス、切りしろが消費する材料量、そして加工先が見積もりを出す前にお客様から必要とする情報です。
切りしろと材料損失
1回の切断あたり2~6 mm
参考
出典:Messer Cutting Systems — published comparison of kerf width across thermal cutting processes; flame cutting's kerf is wider than laser's or plasma's because the flame itself is wider
価格を左右する要素
- 材質厚
- 鋼種
- 切断の複雑さ — 直線か輪郭か
- 総数量
- 必要な公差
- 仕上げ — バリ取りまたは後加工
見積もりに必要な情報
- 材質記号または材料番号
- 板厚と寸法
- 輪郭またはDXF・図面ファイル
- 必要な公差
- 検査証明書が必要かどうか
- 納入先住所と希望納期
トレーサビリティとEN 10204証明書
- 2.1
- 2.2
- 3.1
- 3.2
鋼材購入で一般的な区分:3.1
証明書は鋼板に帰属するものであり、切断に帰属するものではありません。ガス切断そのものがEN 10204証明書を発行するわけではなく、真の論点はトレーサビリティが熱切断を経ても維持されるか、そしてそれを実現するために部品がどう表示されるかです。
規格で規定
出典:EN 10204 defines inspection-document types.
ガス切断の板厚範囲
| EN ISO 9013の適用範囲 | 3 – 300 mm | 規格で規定 | |
|---|---|---|---|
| ガス切断が経済的な選択となる範囲 | 20 mm · 100 mm | 参考 | |
| 現行設備能力の一例 | 200 mm | サプライヤー公表値 |
参考値です。板厚・公差・材質の適合性は案件ごとに加工先にご確認ください。
ガス切断できる鋼材
- 低炭素鋼
- 軟鋼
- 錬鉄
参考
切断品質と公差クラス
EN ISO 9013
規格で規定













